僕の推しキャラ短編集〈2〉

花は儚く美しい【江戸川乱歩】オリジナル奇病 ページ27

あなたは優しいから
いつもわがままで子供っぽくてでも
凄くカッコよかったんだ
事件のとき
私を助けくれたとき
とても嬉しくて大好きな人
だから帰ってほしいんだ
「確かに君は探偵社の一員だ…けど僕は」





君のことが好きだから





透き通る私を貫く目で
私を助けくれたときと同じ目で大好きな目で言われた

『えっ…なんですか？慰めはいりませんよ』
「慰めぐらいで、僕がこんなこと言うと思うかい？本当だよ…君が(夢主)が声が笑顔が君自身が好きなんだ」



本気の言葉だった
嬉しくて
涙が出た
『私も私も乱歩さんのことが好きです大好きで諦めれなくてそれでも私は！』
「知ってるよだから泣くな君が泣くのは嫌だからね」
本当に優しい人だから







悲しませたくないから結ばれたくなかった





「(夢主)どうしたの？」



進行が早まった
花が身体を蝕んで花びらが散っていく
その光景はとても美しかった

「(夢主)？(夢主)！どうして？これは」
『奇病だって…でもね直せないの私が諦めなかったから…ごめんねごめんね』
最後の花びらが散ろうとしていた




『だーい好きだよ乱歩さん…だから幸せになって』



少女はもうこの世にはいなかった




「あっそうそう一つ注意ね」
『注意ですか？』
「そうそれは好きな人と結ばれないこと」
『えっどうして』
「んっ？それは…」






侵食が早まるからだよ




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お久しぶりのヒヨコンコンです！
少し時間ができたので書きました
完全に救いようのない物語ですね
次は明るい話を書きますね〜
気づい方もいるかもですが
カルテ１
つまり他にもあるということ
また奇病ネタするということです
もし良ければ皆さんが考えたものも使いたいのでコメントください
閲覧ありがとうございます！

もの凄くお久しぶりです!→←花は儚く美しい【江戸川乱歩】オリジナル奇病

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