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「はあ帰りたくないぜ…」
SM「じゃあまたね」
「…置いて帰るの？え？」
7時。
本当は5時で帰る約束だったんだけど私が粘りに粘ってここまで練習してきた。
だけどもうお腹に限界が来たのでシュアおんにに帰ろうと言われました。
「ちょっとまってよ！！」
本当に置いて帰る人なんている？
とりあえず急いで荷物を持ってシュアおんにを追いかけた。
SM「私お腹空いたんだから」
「ご、ごめん」
だって気まずいじゃん…
スマホの電源も切ってるしさ怒られるし
ベクおっぱの顔見れないし
SM「ヌリおんにが帰ってきたら覚えてろだって」
「え…」
ますます帰れないじゃん。
「あ、そうだ！何か食べて帰ろ…私が奢るから！」
SM「ええ、やだよ帰りたい」
「お願い〜〜」
SM「い！や！ベクおっぱと行けばいいじゃん」
「どうしてそうなるのよ〜〜」
一番やだよ気まずいもん。
SM「あ、私忘れ物した！先帰ってて！」
「え、私も行く！！」
SM「先帰ってないとヌリおんにに怒られたとき庇ってあげないよ」
「…帰ります」
強引だ…
ああ帰りたくないよお。
はあ。
ため息をついてシュアおんにが走って行った方に背を向けて歩こうとした時
BH「A」
「…え、ベクおっぱ？」
目の前にいたちゃんと変装したベクおっぱ。
どうしているの…
BH「遅いから心配だった」
「そ、そうなんだ…」
BH「シュアは？」
「おんには忘れ物があるって」
なるほど。
おんにの忘れ物は嘘だ。
ベクおっぱを発見したからそう言ったんだ！
今頃ニヤニヤしてるんだろうな…。
「はあ、帰ろう」
BH「俺でごめんな」
「いやそのため息じゃないよ！」
おんにへのため息です。
BH「ほんと？」
「うん、そういえばおんにの事も呼び捨てなんだね」
いつから仲良くなったんだろ。
BH「この前Aだけが寝てる時にみんなで話し合ったんだよね」
「そうなんだ」
私寝てたんだ
そんな大事な話私抜きでしないでよ…
BH「あのさ、」
「ん？」
BH「知ってると思うんだけど」
「うん？」
BH「Aが好きだよ」
「…うん」
BH「他の誰よりも一番好きなんだ」
そう言ったベクおっぱは月が綺麗で星が輝いてるせいかな、すごくかっこよかった。
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豆粒 - こんばんは、とても面白いです次の更新楽しみにお待ちしてます。 (2019年10月19日 23時) (
レス) id: fb8e766120 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えんえん 。 | 作成日時：2019年9月29日 0時
