【ブルーロック】君に夢を託したい。【千切豹馬】

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売店。『BLUE ROCK』とデカデカとロゴがデザインされたグッズが沢山置いてある。
タオルや消耗品以外にもドライヤーとかも置かれていて、案外品揃え豊富だな、

これなんの為に作ったんだろ？？売れるのか...？


「あ、」

「......？」


え、なんでここに...？
目の前にいるのはさっきまで私が頭を悩ませていた原因の人、千切豹馬だった。


「...何か用？」


あまりにタイムリーすぎる出会いに驚いてうっかり声が出た。
そのまま目線を逸らすことも出来ずにじっと見つめてしまう。そんな私の反応が気になったのか、千切さんに声をかけられてしまった。


「あ、いや別に、人がいると思ってなかったので驚いてしまいました」

「そう、」


会話終了。

いい、これでいい。あまり私が直接選手と関わるべきじゃないだろう...。
そう思ってそそくさと売店を後にして引き返す。まさかこんな所で会うなんて、油断してたなぁ、なんて思いながら廊下を歩いていると、背後からまた声をかけられた。


「ねぇ」

「っ！はい、」

「知崎...Aっていったっけ。マネージャーさん？」

「はい、そうです。覚えてくれたんですね、千切さん」

「ねぇ、これ、毎日考えてんのって君？」


千切さんのポケットから出てきたのは折りたたまれた紙。そこに書かれていたのは毎日私が考えている夜のトレーニングメニューだった。

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