story２１ ページ21
いつものように終電前にバイトを切り上げ、外に出る
そういえば、
雅貴さんが言ってたように 広斗さん来てくれてるのかな
ほんの少し、期待してる自分がいて
耳をすませると、
遠くからバイクの音がした
この音、知ってる。
昨日も一昨日も聞いた音。
「広斗さん！」
そう、やっぱり彼だった
広「ごめん！兄貴から聞いてた？」
「う、うん笑 なんか迎えに来てくれるって言われて」
広「ったく、笑」
「ふふっ笑 今ね、バイクの音だけで広斗さんだって分かっちゃった。」
広「まじで？ それすげーな笑」
「私だけの能力かな 笑」
広「ふっ笑 じゃなきゃ困る
敵に聞き分けられたらヤバイし」
「......敵？」
広「えっ、あ、いや、何でもない。」
「..........。あの、迷惑かもしれないけど、
私、広斗さんのこと思えば名前しか知らない
こうやって親しくなれること、すごく嬉しんだけど、そうなるからにはやっぱり
もっと広斗さんのこと知りたい。」
広「........。
俺、お前が思ってるほど出来た男じゃねーけど、
聞いたら引くかもしれないけど、
それでもいいんだったら、教える。」
「いいよ、 知りたい。」
広「明日用事とか無ければ会って話す？」
「うん、明日は特に何もないし。いいよ」
広「ん、取り敢えず乗れよ」
そう言ってヘルメットを渡され
いつものように後ろに乗る
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cocoa.(プロフ) - あーにゃんさん» ありがとうございます！！ とっても嬉しいです（＾ω＾） 亀再新ですが頑張ります！！ (2017年2月22日 0時) (
レス) id: 5c25b56185 (このIDを非表示/違反報告)
あーにゃん(プロフ) - 今日初めて読みました！すごく良かったです！次の更新とっても楽しみにしてます。 (2017年2月20日 1時) (レス) id: c0fed490f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：cocoa. | 作成日時：2017年1月28日 0時
