検索窓
今日:5 hit、昨日:6 hit、合計:6,252 hit

ページ26

「おりやぁぁぁ!!!」



「いてっー!!!」




寒い冬なのに外でドッチボールをしている伊野尾くん達




伊野尾くん伊野尾くんで年下には容赦のないボールの投げ方




それを遠くで見守る僕




「はー!洗濯物終わり!



そろそろ桜が咲く季節だねえー



ここの庭は両側に桜の木があってねぇ〜春は綺麗なんだよー」




『、、、、そーなんですね、』




無視するのは失礼だと思い反応する




すると足元にボールがころがってくる




それを拾い上げる



伊野尾くん手を挙げた時あの時の光景がフラッシュバックする




っ、、、




でも



「葵くん!こっちパスパス!!!」




そう言われボールを投げる




弧を描きながら伊野尾くんの胸へと飛んでいく





そして笑いながら




「ないすぱす!」



と言った




「おりゃー始めんぞ!!!」




「ねぇーお兄ちゃんもやろーよ!」




『い、いや、僕は、、』




「ごめんねーおばさんとお話中だからまた後でね」



と、フォローを入れてくれる志鶴さん



『すみません、、』


ペコッと頭を下げる



「いいんだよ。あなたがやりたいと思った時にやればいいんだから。」



何故かその言葉でほっとする




相変わらず庭で遊んでいる子供たちは元気そうで、伊野尾くんに限っては身長が高い上に煽りスキルも高いためいい的




「ほんと慧くんはいい的になってるわね


おっかしいわねぇ」




とくすくす笑う志鶴さん


その横で僕も『はい』



そう言って少し微笑んだ

。→←。



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.0/10 (14 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
21人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:まるです。 | 作成日時:2022年6月1日 4時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。