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ピンポーン





「りおんスーパーです!」




『ありがとうございます、』




「ただいまー」



「あら!侑李くん!


いいわねぇー弟くん元気で私いつも元気もらってるのよー」



そんなおばさんの話し言葉を横目にペコッと頭を下げて玄関を閉めた





運んできてもらった食材を持ち冷蔵庫に詰める





「ねぇ、お兄ちゃん」



『何』




「今日も外に出ないの?」



『うん…』



「侑李シュークリームが食べたい」



『…分かった次頼む時にね』



「お店に買いに行きたい」



『じゃお小遣い上げるから』




「やだっ!!!一緒に行きたい!!!!」








『侑李っ!!!わがまま言うな!!!!』





「スーパーなんてすぐそこなんだからバレなきゃいいじゃんか!!!!」




『誰かに見られてお父さんの耳に入ったりでもしたらどうするの!!!!!!!!』



出したことの無い怒鳴り声にびっくりしたのか侑李は黙った




『お願いだから、わがまま言わないで、』



「困らせてなんかない、1歩も外に出ないなんておかしい」



『おかしくても今はダメなんだって!!
お父さんがっ、、許すまでは、、』




「それっていつなの、、?いつになるんだよっ!!!」



確信的に着いてきた場所



そんなの僕だって知りたい



「侑李わかるもん!!!このままじゃ一生お兄ちゃんは家にいなきゃ行けなくなるって!!!!

学校も、山田くんにだってあえない!!!ライブだって、、、!!」





『分かってるよっ!!!!!!』



そんなの自分が一番わかってた、、



このままじゃどうしようもないことくらい、、


痛いくらいに




『外に出たのがバレたらそれこそ終わりなんだよ


なにもかも!!!』



「終わってるのは今だよ!!!侑李はこのままなんて嫌だ!!!!


2人で暮らそうって約束したじゃんっ!!!!」









「約束、、破るの、?」






『っ、、、、、』





「お兄ちゃんの、嘘つき……」



そう言って家から飛び出した侑李




それを追いかけることすら出来ない僕




もどかしかった



この状況を打開しようとすればするほど悪くなる一方










僕は、、何も出来なかった














その日の夜






「あぁ最初からこうすればよかった


世間に合わせる必要なんてない


私のものが汚される必要なんてない



あぁ、気分がいい」


そう言っていやらしく僕のそれを触る




気持ち悪い

。→←。



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作者名:まるです。 | 作成日時:2022年6月1日 4時

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