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「お兄ちゃん!早く!!!」



『ちょまって!、!今行くからっ!!』



朝からドタバタと忙しい朝を迎える





家を出るとお隣さんが声をかけてくる




「葵くん、侑李くんおはよう」




「おはよーっ!!」



『おっおはようございますっ』



『こらっ!!!侑李!!敬語で挨拶しな!』




「えぇ、だって侑李おばあちゃんと仲いいんだもん」




「あははっ!そうねぇ」



「ねぇ!あっ!時間がっ!!」



いつも時間にルーズな侑李。



一人で突っ走るところがあるから大変だよ、、




『すいませんっ、失礼しますっ、!!』




僕は一生懸命侑李を追いかけた





「ほんと、葵くんは勉強もあるのに侑李くんのお世話もして母親がいない分家事もやって偉いわねぇ、、、


親父さんもいい娘をって安心だろうねぇ」



「えぇ、ホントそうだわ」








侑李を追いかけ一緒に登校



「兄ちゃんさぁ、お隣さんも話すのいい加減慣れなよー」



『ええ、、、まだ隣に越されて半年だろ?』



「もう半年だよ!?いつまでも借りてきた猫みたいじゃ申し訳ないよ!」




『うぅ、、分かってはいるけど、、、』




「もぉ!!侑李の自慢のお兄ちゃんなんだから!!もっと自信もって!!!」



そういってバシバシと僕の背中を叩く侑李



それは侑李の優しさでもある



その時



山田「篠原さん?」



その声の先には学校1イケメンの山田涼介くんがいた



山田「篠原さんじゃん!おはよ!登校する時ってこの道使ってたんだね!」



ふんわりと香る優しく包み込まれるような柔軟剤の匂い



『う、うん、おはよ


でも、山田くんは逆方向じゃ』




山田「昨日は友達の家泊まってそのまま登校みたいなかんじ


てか、その子は?」





『あっ、この子は僕の弟の侑李』





山田「へぇ弟くんいたんだ」



その時



「兄ちゃん、子な人とはどんな関係なの?」



山田『「えっ!!」』



『ん?ただのクラスメイトだよ?』



「ふーんそっか!んじゃ、侑李こっちだかは!じゃあね!」




『うん!気をつけるんだぞー!』





背中かが見えなくなるまで見送る



山田「弟くん思いなんだね」


と一言言った



『うん。いつも僕をたすけてくれるんだ!自慢の弟だよっ!』



そうにこにこした笑顔で言うと山田くんはさらに微笑み返して



山田「そっか」


と笑った

。→



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作者名:まるです。 | 作成日時:2022年6月1日 4時

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