無邪気な恋 (sano_reo)

カレー ページ6

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帰っていいのに中 帰ろうとしない佐野くん


また、携帯始めちゃったよ


帰らないのかな？私そろそろ お腹限界だよ


って セットした佐野くんは 本当にカッコいい


認めたくないけど やっぱりカッコいい


って また見つめちゃってた。


佐野くんは気付いてないか、良かった〜


玲 「 おい、見つめてんじゃねえよ 」


『 え！！やっぱり バレてた〜 ってか見つめてないから！帰っていんだよ？！ 』


玲 「 俺がお前のために時間使ってやったんだから奢れよ カレー食いたい 」


『 私ね、ザ！金！欠！ はい！帰ろう！ 』


玲 「ふざけんな。じゃあいい。帰るか。金欠野郎」


『 え、普通さ？仕方ない俺が奢ってやるとか言うのが … 』


玲 「 お前にそんなセリフ言うかよ 」


『 もういいよ〜 カレー食べに１人で行く 』


って本当に１人で食べに来ちゃったよ〜 私


どんだけカレー食べたかったのって話だよね


こんな時間に太っちゃう。また、佐野くんに豚…


なんて思ってたら 横に誰か来たんだけど …


って… ぇえ？！


『 はぁ？！佐野くんじゃん！！ 』


玲 「 お前マジでうるせえ。迷惑 」


『 ごめんって。佐野くん なんで？ 』


玲 「 どうしてもカレー 食いたかった それだけ」


『 そっか。 ってなんで横に座るの 』


さっきから横に座ってる 佐野くん


帽子とマスクしてても オーラがすごい


玲 「 ダメなの？ ダメって言われても座るけど？ 」


『 そうですかー、とりあえず食べよ？ 』


２人で楽しくカレーを …… とか思ってたのに。


ずーっと言い合いばっかり。


でもね、それが楽しいって思える。


玲 「 お前ってさ… 美味しそうに食べるよな 」


『 んー、だって 美味しんだもん♡ 』


玲 「 ハート見えたんだけど。 キモー 」


『 そうゆう佐野くんも美味しそうに食べてるじゃん 』


玲 「 んー、だって 美味しんだもん♡ 」


『 ねぇ、やめて カレーが入らなくなっちゃう 』


玲 「 おまえ マジで調子にのんな。笑 」


『 じゃあ、私の真似をするなっ♡ 』


あー、またキモい言われちゃったよ


でも、佐野くんといるのって結構 たのしいかも


同じ年齢だからかな〜〜



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