2.プロローグ? ページ2
ここはシンガポール。
そしてリゾート_マリーナベイ・サンズにて_
「 待たせたかな? 変わった所に呼び出したね 」_と
男は言う_
「周りの人に聞かれないように日本語で喋らない?
人目があれば貴方も妙な真似出来ないでしょ。」_と
男を信用していない女
ここはホテルの最上階
そして不思議な雰囲気の男と女…
___何かが起こりそうな予感
「 随分な言い草だな。まるで僕が君を狙っているようだ。」_と笑う男_
__そんな男に女は言う_
「 違うの? 」
_そして男は余裕そうにこう答える__
「 君とは友人としていい関係が築けていたと…」
__そんな言葉に女は苛立ちを覚える
「 余計なお喋りはなしよ。私の提案に対する返事だけ聞かせて。YES それとも NO ? 」_と女は問う
_そんな彼女を煽るように男は
「 ___返事をする前に君が注文した品を当てて見せよう…
アイスティーなんかじゃない………
シャンパーニュ…いやワインだ……赤ではなく白。
そして…よく冷えたムルソー…….」
__と彼女の頼んだものを推理してみせる
『 ムルソーをお持ちしました 』
_そんな男に恐怖を覚えた彼女_
「 ど、どうして………」_女は動揺した
_すると男は__
「 君の心を読んだのさ。」_と
「 !!ッ!…要らないわ 」
そう言って女はヒールを鳴らしながら去ろうとした_
___すると_
「 あぁちょっと…」_と_男は女を呼び止める
「なによ!」__と_女は立ち止まる
___男は言った.
「 答えは NO だ。」__と
「!!!!ッ………」
__そんな男の答えに女は振り返らず店を出ていった
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作者名:Cinderella... | 作成日時:2020年5月3日 0時