『刀剣乱舞』主はのんびり主義『第二期』 (ページ46)

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#96 ページ46

『じゃ、ちゃんと聞いてね
　私の名前を』

絶対的な魂の契約、真名を教えるということも知るということも

危険なことには変わりないのに

でも、俺の主はずっと前から、初めから考えていたんだ

『私の名前はA、三年前に審神者になった、縁ノ宮A
　よろしくお願い申します、付喪神様』

えんのみや、A

桜吹雪が部屋を襲う

桜を出しているのは俺たちだけじゃなくて、主からも出てる

初めて見た

高貴な術

『これで皆はちゃんと私の刀だってことを刻んだよ
　だから何があっても平気だよ、ありがとうね』

「あるじさま」

『どうしたの？五虎退』

「僕たちが、貴方様を守ります
　だから、ありがとうございます」

修行前は弱くて、泣き虫で、心配ばっかりしていたのに

今は強くて、優しくて、主を守れる刀になったんだね

『話はここまで、じゃあ通常通りに働いて
　ささっと長義君ゲットしてきてね、初期刀様』

「はいはい、行くぞお前ら！」

「緊張したばい」

「でも、美しかった」

「行こうか、兼さん」

「強くてかっこいい俺に任せておきな！」

さてと、早く帰って褒めてもらわないとね

もう目前なんだからさ