『刀剣乱舞』主はのんびり主義『第二期』 (ページ36)

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『フーハハハ！大阪城も今回は五十まで行けたし
　カンスト隊も出来たし完璧！』

「流石俺たちだね」

「蛍は早すぎると思うけどなぁ」

「これで一緒に修行に行けるな！」

主さんの悪いところは刀派の誰か一人だけを育てないところ

つまりはあまりが出てしまう

来派なら国行

三条なら岩融

あるあるかもしれないけどな

「やっと僕たち修行に行けるんだね！」

「楽しみだなぁ」

『さて諸君！今日の晩御飯は私が作ってあげよう！
　カレーかハンバーグかの二択しかないけどね！』

「では間をとってかれーはんばーぐでお願いします」

『うむ、今日の私は機嫌がいいからな！いち兄
　キミはハンバーグ係だ』

「拝命します」

『明石もハンバーグね』

「えー……今日だけやで？」

今回の晩御飯は太刀のやつらが作ってくれるらしい

国行まで参加するのは珍しいな

燭台切さんは変わらずだけど

『なっきーとずお君、ばみちゃんは私と一緒にカレーね』

「ややっ、主さま！？鳴狐に料理の手伝いをさせると言うのですか！
　よい経験が出来てありがたいですねぇ、鳴狐！」

「うるさい」

「隠し味は何個まで入れていいですか！？」

『私が提供するヤツの中から二つだけ選ばせてあげる』

「ちぇっ」

主さんのかれーは食べたことがない

なんでかって？

主さんが料理下手だから

得意料理は卵焼きって最初言ってたくらい

今は肉料理にも手を出し始めているとか

「主、どうして料理、するの？」

『嬉しいからだよ、皆が強くなって来て
　更なる高みを目指す姿がうれしいから』

「……なら、皆で……強く、なれば嬉しい？」

『鳴狐おじさん今日はとてもお喋りしますね』

「……」

『嬉しいよ』

主さんと鳴狐さんは意味深な話をすることが多いけど

楽しそうだ