『刀剣乱舞』主はのんびり主義『第二期』 (ページ35)

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『もう絶対行かないからね！
　先生の回収で終わりです、長義君のときみたいに十周もしません』

どうやら主は長義君の時には何度も聚楽第を行き来したみたいだね

政府からの刀だからか、それとも山姥切の本歌だからか

……時々俺の表示のときに本科になっているが

誤字を直すのは面倒だ

政府への提出物ではないんだ

気にしないでくれ

どうせ声に出しているならわからないんだから

「本歌、そいつらが新しい刀か？」

「そちらの刀は血が付いてるじゃないか！
　早く手入れ部屋に……」

「人の身を与えられてまだ短いだろうに
　痛くはないかい？」

「血の匂いしないから大丈夫、元からだよそれ」

『清光、わかるんだ』

「そりゃ嫌でもわかるでしょ
　それにピンピンしてるじゃん」

偽物君や蜂須賀虎徹、歌仙兼定と違い加州清光はきちんと

理解しているみたいだね、優をあげよう

「主様、ご報告があります
　次の特命調査は聚楽第でございます」

『は？その前に確か鍛刀で白山君のイベントでしょ？
　その近くでは経験値イベントだし、くそっ
　依頼札と資材を集めろってことか！？』

「落ち着いてよ主、俺たちがいれば余裕でしょ？」

加州清光、初期刀というだけあって流石の佇まいだ

誉もあげよう

「主君、大変です！
　倉庫に刀がこれ以上入らなくて……」

「刀装もだ、どうする？」

『うぇぇ』

「政府に貢ぐかい？」

『それが出来たら一番楽なんだろうなぁ』

主の悩みもよくわかるよ

だが持てる者こそ、与えなくてはいけないよ

減るものではなし

いや、財布からは減るだろうが

『秋田君、眼鏡持ってきて』

「わかりました！」

「大丈夫？」

『最近目が悪くなってきちゃってさ』

腹が減ったな

でぃすとぴあ飯から離れた俺の舌は肥えてるぞ

さて、今日は誰が当番だったかな

燭台切だったかな？

彼のご飯は美味でね

ついつい食べ過ぎてしまうんだ