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『いち兄、昨日に引き続きごめんね
後藤君の刀かどうか見てほしくて』
「主が後藤だと感じたのであれば、間違いありませんよ」
『それ信濃君の時も言ってたよね』
主が霊力を込めて刀を抱きしめる
こうする方が早く来てくれたりするんだとか
自分もこうされていたと思うと少し恥ずかしいですが
「後藤藤四郎だ、今にでっかくなってやるぜ！って
うわぁぁっ！？」
主の腕に包みこまれ顕現された後藤は
自分の立場を理解して固まってしまった
私も最初はそうでしたよ、自分より背の低い主に抱きしめられて
そりゃもう驚きました
「あ、い、いち兄っ！この人が大将！？」
「そうだよ」
『初めまして後藤藤四郎、ようこそ私の本丸へ』
主の腕から解放された後藤は顔がほんのり赤いです
顕現されたてでこのような体験を全員していると思うと
……愛されている、のでしょうか？
『じゃあいち兄、悪いけど亀甲さんと信濃君と一緒に案内お願いね
彼昨日の夜に来たから案内出来てないだろうし』
「お任せください」
「おーい主、朝餉出来たよー」
加州殿が主を迎えに来られた
身長の低い主を見た後藤がちっちゃい、と呟いていたので
口止めをしておこう
「主の前でそれを言えば怒られますよ」
「わ、わかった……でも可愛いよな」
「……そうだね」
主は後藤より小さいから、本当の年齢が気になる
じぇーけーというのだから１５から１８くらいでしょうか
私たち刀剣からすればまだまだ赤子のように若いですが
愛らしい主であることには変わりませんので
「ほーら、主のお通りだー」
『皆おはよう、新しい朝と共に新たな刀剣が来た！
亀甲貞宗と信濃藤四郎と後藤藤四郎だよ！』
私の両隣りに座った信濃と後藤に皆の目線が集中する
主の隣に座った亀甲殿に目線が集中する
最初は本当に驚くのですよ
『信濃君と後藤君は粟田口の部屋に入ってもらって
亀甲さんは初めての貞宗派だから……うーん、どうしよう
私の部屋ね』
「ご主人様の願いならばッ喜んで！」
「主！？俺は許しませんから！」
「はぁ？主と寝ようだなんて許さないんだけど！？」
長谷部殿と加州殿が食いつく
……あのお二人は特に主が好きですからな
『じゃあ長谷部か加州君、どっちか請け負って？』
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猫凪(プロフ) - ひろさん» 実際の本丸で書いておりますwほのぼのしています喜んでくれて嬉しいです！ (2018年9月16日 5時) (
レス) id: ffcf717f3c (このIDを非表示/違反報告)
ひろ - 最近ブラック本丸系の似たような話ばかりを見かけていたので、こういうほのぼのするお話を書いてくださって嬉しいです！とても素敵なお話で続きが楽しみです！ (2018年9月16日 0時) (レス) id: 2f4ff48b26 (このIDを非表示/違反報告)
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