episode 15 ページ15
.
.
本屋まではそんなに時間はかからなかった。
足の長いウォヌ、、オッパは
私の3歩先を行く。
だけど、チラチラとこっちを見ながら
私が付いてきているか確認して
歩いてくれてる。
…なんか一緒に歩いたらダメな気がして。
WN「Aちゃんの好きな本ってどれ？」
「あー、えっと、コレです！」
WN「それ、俺も読んだ。
感動して泣いちゃったんだよね」
「えっ、泣いたんですか？」
WN「…意外？」
「いやそうじゃなくて、私も泣いたんです。
感動するとすぐ泣いちゃうから」
WN「映画でも泣いちゃう？」
「泣いちゃいます！笑」
WN「え、俺も。笑」
その他にも
本を手に取りながら話すと
一緒なところがたくさんあって
二人とも驚いた
WN「ほんと、Aちゃんと話してると
楽しいよ、ありがとう」
「ふふ、私もです。」
ウォヌオッパは
優しくて温かくていい人なんだなっていうのが
よくわかって
…もっともっと仲良くなりたいな、って。
楽しい時間は過ぎるのが早く、
もう夜の8時。
WN「遅くなっちゃったね〜、
寮まで送るよ、危ないから」
「いや、大丈夫ですよオッパ」
WN「…俺が大丈夫じゃないから。」
って言われて
寮まで送ちゃってもらったけど
2人向かい合ったまま動かない。
「…あの、オッパ？」
WN「…Aちゃん、俺、」
ウォヌオッパが言いかけた時に
ユイちゃんが寮の玄関から出てきた。
ユイ「お、Aちゃん！…あっ、ごめんね、」
って私を見て
ウォヌオッパを見た時
少し顔をしかめてた。
「ううん、あ。オッパなにか言いかけてましたよね？」
WN「…大丈夫だよ。早く入りな？」
…何を言おうとしてたのか気になったけど
ユイちゃんも待ってたし
頭をさげて後を追った。
少し行ったところで振り返ると
ウォヌオッパはまだそこにいて、
小さく手を振ってくれたから
私も振り返した。
…あ、ウォヌオッパのお仕事聞くの忘れてた。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1248人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SEVENTEEN」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ちむ。(プロフ) - しーさん» コメントありがとうございます！おお！ソクミンさんペンなんですね〜！！！！ソクミンさん...頑張ってみます！！！！ (2019年1月3日 17時) (
レス) id: f3f6b472f0 (このIDを非表示/違反報告)
ちむ。(プロフ) - mkinspritさん» コメントありがとうございます！ソクミンさんですね〜！分かりました...ご期待に添えるか分かりませんが頑張ってみます！ (2019年1月3日 17時) (レス) id: f3f6b472f0 (このIDを非表示/違反報告)
しー(プロフ) - いつも読ませてもらってます、ありがとうございます！おぬくんにキュンキュンさせられています^^ 次回作はソクミンさんがいいですソクミン熱望です(ソクミナペンより) いつもありがとうございます応援してます！ (2019年1月3日 13時) (レス) id: 7160a2bf2c (このIDを非表示/違反報告)
mkinsprit(プロフ) - はじめまして。楽しく読ませていただいてます！ウォヌの無口な優しさが伝わってきます^_^次回作…ぜひソクミナでお願いします！彼の優しくて甘くて切ないお話があったらなぁと。頑張ってくださいね。応援してます^_^ (2019年1月3日 10時) (レス) id: 0bd1ab3dc1 (このIDを非表示/違反報告)
momonga - 続きが早く見たくてたまりません！ (2018年8月30日 14時) (レス) id: 6f6ea2c533 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Rion | 作成日時：2018年8月8日 18時
