4 らだお先生の日常 ページ8
A side
｢らだおくん今日のダサTもめっちゃ可愛いねそれ｣
青井｢ダサTってなんだよ、俺はいつもオシャレだろ｣
｢てか、いつもそれどこで買ってるの？w｣
(らだおくんがギャルに絡まれてる…)
｢らだおくんっていつも教官室でなにしてんの？｣
青井｢仕事とか、休憩したり、コーヒー飲んでるな｣
｢え！いいなあ！
今度行っていい？コーヒー飲みに！｣
青井｢ダメに決まってるだろ
コーヒーは大人の味だから子供にはまだ早い｣
いや、私は知ってるらだおくんがまるでコーヒーのように飲んでるアレは
ココアだってことを
『コーヒーじゃなくてココアの匂いするけどまさかそれ…』
青井『大人が誰でもコーヒーを飲めると思うなよ？』
・
らだおくんはたまに窓の外を見て黄昏ていたりする
｢前から思ってたけどらだおくん何見てるの？｣
青井｢ん？あぁ、あそこにさ鶏小屋があるだろ？｣
｢あー、あるね友達がお世話してるって言ってた｣
青井｢いっぱいいるんだから1匹くらいいなくなってもバレないかなあって｣
｢さては給料日前だな？｣
友達も悲しがるので却下です、それは
青井｢ていうか、何持ってんだそれ｣
｢あぁ、ごみ捨てに行こうと思って｣
青井｢そういえば俺もこの書類持っていかなきゃな…｣
面倒くさそうに私の隣を歩くらだおくん
ごみ捨て場の近くまで着くと、そこの前に溜まる3年生の怖そうな先輩
青井｢行かないのか？｣
｢あ、いや怖そうな先輩がいるから…｣
らだおくんは私の言葉にごみ捨て場に視線を送った
青井｢あーゆーのは、ミンドリー先生呼ぶといいぞ
ミンドリー先生の圧やばいからな｣
｢いや、らだおくんが注意するんじゃないんかい｣
青井｢俺だって仕事を選ぶ権利があるからな｣
そう言って視線を逸らすらだおくん
｢らだおくんってプライドとかないの？｣
おい、こっち睨むな
青井｢じゃあジャンケンするか〜｣
｢えっ｣
私が戸惑っているうちに袋を持っていたグーの手にらだおくんがパーを出した。
青井｢じゃあ、Aはこの書類をあっちの教官室まで持っていってくれ
俺はすぐそこのごみ捨てだ、ラッキー｣
ニヤッと笑うその顔に胸が高鳴った
なんだかんだいって優しいのがずるい
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のえた。(プロフ) - 黒狐さん» わざわざありがとうございます！ (3月25日 19時) (
レス) id: 33e50bbb44 (このIDを非表示/違反報告)
黒狐 - １０話の次の話夢主ちゃんのところ🦀さんになってますよ〜細かくてすみません、今回も大好きな話になってて面白かったです! (3月25日 19時) (レス) @page19 id: fb020f6fb3 (このIDを非表示/違反報告)
のえた。(プロフ) - 人間さん» ありがとうございます🥹 (3月24日 1時) (レス) id: 33e50bbb44 (このIDを非表示/違反報告)
人間 - あ、これ神だ､､､☆ (3月23日 21時) (レス) @page15 id: 89c49f19f9 (このIDを非表示/違反報告)
のえた。(プロフ) - 黒狐さん» ありがとうございます🥲💕頑張ります！ (3月23日 15時) (レス) id: 33e50bbb44 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のえた。 | 作成日時：2024年3月18日 23時
