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A side
青井「そんな薄着の小娘はさっさと帰りなさい」
下駄箱を指さして言うらだおくん
「えー、雪かき手伝うから私も一緒にいたいよ
このままで大丈夫だもん」
成瀬「じゃあ動くと暑くなるし、俺の貸そうか？」
「いいんですか？！わーい！」
らだお先生は貸してくれないみたいだし、と脱ごうとしてくれる優しい力二先生
青井「くっ…
わかったよ貸すよ！貸せばいいんだろ？！」
そんな力二先生の間に入って私に
コートやらマフラーやら耳あてをどんどんつけてくるらだおくん
成瀬(なんだかんだ、自分以外のを着られるのは嫌なんだろうなぁ…)
青井「そして力二のを俺が着る、脱げ」
成瀬「この人意味わかんない…」
そのやり取りがされている向こうで私は
らだおくんに適当に付けられたマフラーで視界が遮られていた
・
ペしっ、ひとつの雪玉が力二先生のダウンを着たらだおくんの背中に当たった
青井「力二ぃ、お前遊んでないで雪かきちゃんと…」
らだおくんが振り返るとそこには夕コ先生がいた
青井「なんで？！？！
なんで夕コ先生がいるんですか？！」
力二「なんか楽しそうな顔でこっち見てたから呼んだんです」
夕コ「弟が呼んでくれたから来ちゃった」
青井「呼ぶな！！！！」
わーきゃーと、夕コ先生がらだおくんが着ている
力二先生のダウンを奪おうとしているところを遠目に見る
(先生って暇なのかな…3人もいる)
・
きゃっきゃっ、と夕コ先生と雪だるまを作りながら遊ぶ
夕コ先生はらだおくんからダウンを奪うことに成功したらしかった
青井(女どもに追い剥ぎにあった…
もう二度と雪かきなんて…)
「らだおくん見てみて！らだだるま」
青井「…なんだそりゃ、俺そんな口してねぇだろ」
らだおくんは、らだだるまの口の「ら」が気に入らないようだった
「えへへ、雪かき楽しいねらだおくん
また一緒にしたいね」
青井「くっ……
仕方ねぇな、次はちゃんと上着持ってこいよ」
「わーい！！」
花壇の縁に全員分の小さな雪だるまを作っておいた
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のえた。(プロフ) - 黒狐さん» わざわざありがとうございます！ (3月25日 19時) (
レス) id: 33e50bbb44 (このIDを非表示/違反報告)
黒狐 - １０話の次の話夢主ちゃんのところ🦀さんになってますよ〜細かくてすみません、今回も大好きな話になってて面白かったです! (3月25日 19時) (レス) @page19 id: fb020f6fb3 (このIDを非表示/違反報告)
のえた。(プロフ) - 人間さん» ありがとうございます🥹 (3月24日 1時) (レス) id: 33e50bbb44 (このIDを非表示/違反報告)
人間 - あ、これ神だ､､､☆ (3月23日 21時) (レス) @page15 id: 89c49f19f9 (このIDを非表示/違反報告)
のえた。(プロフ) - 黒狐さん» ありがとうございます🥲💕頑張ります！ (3月23日 15時) (レス) id: 33e50bbb44 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のえた。 | 作成日時：2024年3月18日 23時
