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A side
外ではドンドン、と花火が上がっていてとても綺麗だと思った
(文化祭って最後に花火まで上がるのか
高校ってすごいな、パリピだ…
文化祭の時期がもう少し早かったら…)
そう考えながら1人で廊下についた花の飾りを後片付けする
(らだおくん外には行きたがらないだろうし
一緒に体育教官室で花火見れたりしたのかな…)
青井「Aっ」
「らだおくん…？
なんでこんな所に」
はーはー、と肩で息をするらだおくん
青井「そりゃこっちのセリフだ
わざわざ外まで探しに行ったのに校舎内にいるとは思わねぇだろ…」
わき腹いてぇ、と手を当てていた
「え、私の事探してたの？」
青井「……ちゃんと話したいことが出来たから」
「話したいことって…まさか…
またフリにきたの…？」
3回目？！と、怯えた顔でらだおくんを見る
青井「俺は鬼か」
ちげぇよ、と少し目を逸らしたらだおくん
青井「まずは…ごめん
ちゃんとお前の気持ちを考えずに俺が勝手に思ったことを押し付けた」
「ううんもういいよ
どんな言い方でもらだおくんが私のためを思って言ってくれたことだし
らだおくんが優しいからって甘え過ぎてた
私が一緒にいたいからいるだけ、なんて自分のことしか考えてなくて
本当はずるかったんだ、私もごめんなさい」
謝りながら俯く
青井「俺は
何度も何度も思ってた
楽しいと感じた思い出よりつらいと感じた記憶の方がずっと多かったから
だからAが今、昔の俺と同じ気持ちを抱えているのなら
俺が態度をハッキリさせることで楽にしてあげたいと思った
でも、だからってあの時夕コ先生を好きになったことや好きでいた時間を
無駄だったなんて思ったことは1度もない
この前Aに言われてやっと気づいた
他人が決めつけていい思いなんてないのに、
お前には間違って欲しくないからって酷いこと言った……
本当にごめん」
らだおくんの真剣な、真っ直ぐな言葉だった
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のえた。(プロフ) - 黒狐さん» わざわざありがとうございます！ (3月25日 19時) (
レス) id: 33e50bbb44 (このIDを非表示/違反報告)
黒狐 - １０話の次の話夢主ちゃんのところ🦀さんになってますよ〜細かくてすみません、今回も大好きな話になってて面白かったです! (3月25日 19時) (レス) @page19 id: fb020f6fb3 (このIDを非表示/違反報告)
のえた。(プロフ) - 人間さん» ありがとうございます🥹 (3月24日 1時) (レス) id: 33e50bbb44 (このIDを非表示/違反報告)
人間 - あ、これ神だ､､､☆ (3月23日 21時) (レス) @page15 id: 89c49f19f9 (このIDを非表示/違反報告)
のえた。(プロフ) - 黒狐さん» ありがとうございます🥲💕頑張ります！ (3月23日 15時) (レス) id: 33e50bbb44 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のえた。 | 作成日時：2024年3月18日 23時
