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18 夕コ先生とらだおくん ページ36

青井 side






もっと早くに言うべきだった






俺に好意があることに気づいた時点でもっとちゃんと






ちゃんと、遠ざけるべきだった






でもAの気持ちを俺がいちばん知ってるからこそ






俺と同じ思いはしてほしくないと思ってしまった






だから、あの時みたいにまたずっと言えなかった













夕コ「らだおくん?あなたまた犬触ったでしょ?!






アレルギーあるんだからダメって言ってるのに!」






青井らだお(高校三年生)






夕コ「こうなるの何回目?君はいつ学ぶの?」






ぐずっと、鼻をすする






青井「違います、校舎に入り込もうとしてたから移動させたんです






別に触りたくないけど仕方なかったんです」






ぶえっくじゅ、何度もくしゃみが出る俺に疑う目で見てくる夕コ先生






夕コ「ホントかなあ」






命田「まあまあ、成瀬さんそんなに怒っても仕方ないから






らだおくんもう少しここにいていいからね






俺はらだおくんの次の教科の先生に言ってくるよ」






強面だが実は優しい夕コ先生の実習を教えている保健室の先生の命田守先生






夕コ「命田さん…






まあ、その状態で授業に戻る訳にも行かないし






もう少し症状が治まるまでここにいた方が良さそうね」






青井「!」






少し嬉しくなって目を開いた






夕コ「あれ?あれあれあれ」






青井「な…なんですか…」






ずいずいと近寄ってくる夕コ先生に俺は耐えきれず下がる






夕コ「ふふ、真っ赤だなあと思って」






青井「は?!別に赤くなんか…!」






青井(顔?!)






咄嗟に顔を隠そうと手をあげようとする






それよりも先に夕コ先生の手が近づいてきた






夕コ「は〜な」






むにっと、鼻を掴まれる






青井「…やめてください」






夕コ「あはははっ笑ごめんごめん笑」






悪びれる様子もない夕コ先生を横目に見る






青井(先生のこと…






これ以上好きになりたくないなあ…)

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のえた。(プロフ) - 黒狐さん» わざわざありがとうございます! (3月25日 19時) (レス) id: 33e50bbb44 (このIDを非表示/違反報告)
黒狐 - 10話の次の話夢主ちゃんのところ🦀さんになってますよ〜細かくてすみません、今回も大好きな話になってて面白かったです! (3月25日 19時) (レス) @page19 id: fb020f6fb3 (このIDを非表示/違反報告)
のえた。(プロフ) - 人間さん» ありがとうございます🥹 (3月24日 1時) (レス) id: 33e50bbb44 (このIDを非表示/違反報告)
人間 - あ、これ神だ、、、☆ (3月23日 21時) (レス) @page15 id: 89c49f19f9 (このIDを非表示/違反報告)
のえた。(プロフ) - 黒狐さん» ありがとうございます🥲💕頑張ります! (3月23日 15時) (レス) id: 33e50bbb44 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:のえた。 | 作成日時:2024年3月18日 23時

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