SnowManとして ページ12
〜1日前〜
「「「お疲れ様したー」」」
『お疲れでーす』
滝沢歌舞伎のリハ前日、稽古が終わり次々とメンバーが帰っていく中、私は部屋の片付けを行っていた。
深澤「Aー、今ちょっといい?」
佐久間「悪い。片付け中に」
そんな時に、今まで蓮・康二・ラウの3人の振り付け確認を行っていたはずの辰哉と大介が、私の元にやって来た。
『全然いいよ。どうしたの?』
深澤「A明日のリハ前、少し時間ある?」
明日のリハ前、、、、。
『えーーっと、涼太と衣装チェック終わらせたら、あとは何もないよ』
佐久間「Aに、1つお願いがあって。
あの3人の踊り見て、アドバイスして欲しいんだけど………」
『あの3人の?
いいけど………、そんなに3人コンディション悪い?』
辰哉と大介は、私が見ている時からお兄さん的存在で、Jrの子やメンバーに率先してダンスやアクロを教えていた。
そんな2人が私にお願いして来るなんて、、、、、。
何か悪いことが起こっているとしか思えなかった。
深澤「いや、、そういう訳じゃ無いんだけど…」
佐久間「3人見てて、何か違うっていうか、ぱっとしないっていうか、、、、。
本人達も、自分達の踊りに納得いってないみたいで、、、。
ここは、Aの出番かなって思って」
なるほど、、、ね。
『分かった。衣装チェック終わったら、すぐ行く。3人にもそう伝えておいて』
深澤「マジありがとう。助かるわ」
佐久間「俺らで出来ることはしとくから」
『うん。ありがとう』
////////////////
そして今。
〜〜〜♪♪♪〜〜〜
スマホから流れる音源を元に、蓮・康二・ラウが一斉に踊り始める。
それを見て気づいたこと。
それは3人にとって、この滝沢歌舞伎が、SnowManという存在が、どれだけ大きなものだったのかを表しているような気がした。
『3人ともありがとう』
一通り踊り終わったあと、私は、今思った事を3人にぶつけることにした。
『3人の踊りは、正直めちゃくちゃいいと思う。
振りもしっかり入ってるし、3人の息もピッタリ合ってる。リズムも体に染み込んでるって、見ていて分かる。
でも、、、3人は納得がいかない。
はっきり言うね。
3人は自分がSnowManだって事、自覚ある?』
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美紀(プロフ) - Snow Manとジャニーズ全グループ大好きですコロナと気温差がすごいので体調に気をつけましょう (2023年4月8日 9時) (レス) id: fa15550fa1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ココア | 作成日時:2023年4月4日 23時