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三十八話 ページ38
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朝、目が覚めると
ひとらんの黒い目と目が合った。
『おはよう、Aちゃん。
寝れた？』
「うん、割と…ありがとうひとらん」
ゆっくり起き上がると
ひとらんの背後にオスマンが居た。
『おはようAちゃん。
ひとらんの膝枕、よかった？』
「結構よかったかな…おはようオスマン」
『ふーん…
Aちゃん、今度俺と二人の時にやらせてや』
「う、うん…全然いいよ」
昨日のことを思い返せば
説教をする様子のオスマンは少し怖かったなんて思う。
今のオスマンは、いつも通りだ。
「そういえば、チーノとロボロとゾムは？」
『あぁ、三人ならトントンの所に行ってたよ。
というか、呼び出し食らってたな…』
あぁなるほど…
すぐに察した。
まだ少し覚めきっていない目をこすって
上半身を起こした。
「眠気覚ましがてら、ちょっと歩いてくるね」
『行ってらっしゃい』
『何かあったら、いつでも呼んでや。
すぐ行くから』
「うん、ありがとう」
それだけ言って、二人と別れた。
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真下(プロフ) - yuiさん» とても嬉しいです。ありがとうございます。 (12月2日 18時) (
レス) id: d1da9a95a6 (このIDを非表示/違反報告)
yui(プロフ) - この作品が大好きです (12月2日 0時) (レス) id: 2a7b013101 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：真下 | 作成日時：2023年11月26日 2時
