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皆が来る前、
担当医から強く頭を打ったことによる脳の異常が無いかと聞かれたけれど
よく分からないと答えた。
正直、正常に働いていると私は思っているけど、
人によっては以前の私とは違うと言うかもしれない。
「無事でよかった.....！」
ぼんやり、彼の暖かな体温を感じていた。
彼は、テヒョナ。大切な親友。
何度も復唱するように頭で唱える。
彼の抱擁は、なんていうか挨拶みたいな感じだから
もう慣れてしまったと言わんばかりに彼の背中に骨折していない左手を回す。
私の傷を気にしているのか壊れ物を扱うように優しく抱くテヒョナの肩越しに
ソクジンさんからの問いに頭がズキっと痛む。
ジミナ、ジミナは...？
いつも私の事を想ってくれる、優しい彼の姿は病室内に無く
突然の不安に駆られる。
「A、ジミナのとこ行こ？」
「うん.....」
ユンギさんの言葉にほっとしたはずなのに、
指は震えて止まらなくて、
テヒョナはそんな私の手を優しく包んでくれた。
ジミナと仲良しだったテヒョナ、
今更ながら彼の目元にひどく腫らしたのを隠した跡を見つけ
冷静に振る舞ってくれてるだけなんだ、と
心の奥が熱くなる。
看護師さんに無理言って隣のジミナの部屋へ向かう。
大切な、かけがえのない人の元へ。
扉を開けると、
私より酷い治療の跡を残したジミナの姿があった。
「.....ジミ、」
「...........誰、ですか？」
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ヒスイ(プロフ) - イヴさん» コメントありがとうございます！最後まで宜しくお願いします！ (2018年8月4日 8時) (
レス) id: c06cea6d4c (このIDを非表示/違反報告)
イヴ - いいはなしやー、、、 更新ファイトでし！ (2018年8月3日 19時) (レス) id: c632785a56 (このIDを非表示/違反報告)
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