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. TH side
「調子はどうですか？」
「...頭がぐわんぐわんするのは少なくなりました、」
「そうですか、それは良かった」
午後になって、Aの定期診察の付き添いで一歩下がったところからその話を聞いていた。
まぁ、今日の俺の目的はこれだったんだけど。
元々ジニヒョンが付く予定が、別の予定が入ってしまって代わりに俺が選出された。
Aの両親は、彼女の地元である釜山に残っていて、それでいて身体が悪い為ソウルに呼ぶことが出来ず
ジミナ経由で知り合った俺達が代わりにAに付かせてほしいと頼み込んだのだ。
脳震盪の影響か、Aはここ一週間一人で歩くことが出来なかった。
担当の医者には事故によるショック、所謂精神的ダメージもあるとの事だったけど。
でも、とAが続ける。
「時々、凄く頭が痛くなります...」
「どういう時ですか？」
「...わかりません、でも急に」
分かりました、担当医がそう言うと
いくつか検査をしましょうと何かをパソコンに打ち込んで印刷した。
指定の時間に記載の部屋へ行って検査を受けてください、とAにそれを渡す。
まだ少し覚束無い足のAを支えると、
ありがとうテヒョナ、と柔らかく笑ってゆっくりと病室への道を辿る。
あぁなんで、そんな顔を俺に向けるの。
安心しきったように、笑わないでよ。
「...A、大丈夫だよ」
「わ、ちょっと、テヒョナっ...」
「笑っててよ、A」
気を紛らわせる様に、前にAがしたようにAの髪を撫でつけた。
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ヒスイ(プロフ) - イヴさん» コメントありがとうございます！最後まで宜しくお願いします！ (2018年8月4日 8時) (
レス) id: c06cea6d4c (このIDを非表示/違反報告)
イヴ - いいはなしやー、、、 更新ファイトでし！ (2018年8月3日 19時) (レス) id: c632785a56 (このIDを非表示/違反報告)
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