監督生反撃開始 ページ24
『なに、それでこの寮が平和になると???あんた舐めてんの?ここ名門の中でも協調性の無い問題児だらけの学園だよ、脳内お花畑も甚だしすぎない?本当に愛されたいなら努力くらいしなよ。ヴィル先輩程の努力もしてない中でそれが実るとでも?ふざけんのも大概にしとけよナルシストそんな理想郷私を56してからボヤいてろボケナス...ま、簡潔に
テメェみたいな平和ボケしてるお坊ちゃまがこのポムフィオーレ寮を占領出来ると思うな
ばぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーか!!!!!!!』
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志麻side
〈テメェみたいな平和ボケしてるお坊ちゃまがこのポムフィオーレ寮を占領できると思うな
ばぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーか!!!!!!!〉
鏡越しにしか聞こえないがそれでもここまでハッキリ聞こえる程のその凛々しい声は俺の知ってるあの子で間違いなかったそれだけでも知れてよかった中、その言葉は俺にも響いた
正直あの時の話で全く知らなかったと言えば嘘になる
なんなら今のセンラならやるであろうと感じていたにも関わらず俺は関わろうとしなかった
それは、俺がセンラから逃げてたからだった
〈辛いなら辛いって、愛されたいなら愛されたいって正面から言え!!友愛なりなんなりで私が全部受け止めるから!!!!私がちゃんと解決してあげるから!!!!!!!もう現実逃避しないで〉
現実逃避____か、
それは俺がしてしまった事だ俺がしたことでセンラはこの世界で苦しむことになった
この事件は俺が原因と言ってもおかしくはない
志麻
「俺は、センラの相棒失格や」
俺が直ぐにセンラに話しかけてれば、少しは何か変わったんちゃうんかな
〈先に言っとくけど、この感じまし兄が早くに話しかけようと私が仲良くしてても結果ぜぇったい変わってなんかないからね!!これは誰も防げないんだから!!まあ、全面的にこのナルシストが悪いんだから!!〉
なんて言うて俺の方に指をさして来た
俺が知ってる以上にエスパーにでもなったんかな
でも、
志麻
「誰にも防げない事案か、でも、
俺にやってプライドとか覚悟とかあるんやぞ」
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夢主side
あースッキリした
あれからシーンと静まるこの空間で誰も話さない中、折原くんが口を開いた
折原
「......ん、、はそっ...やろ、」
『なに、聞こえないんですけど』
折原
「......ふざけとんは、そっちやろ!!!!!」
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作者名:いむ | 作成日時:2023年2月14日 21時