第6話 ページ6
「おっ邪魔しまーす!」
「近所迷惑」
「ごっめーん!」
「いらっしゃい夜ご飯はすませられました?」
「うん!」
「俺、まだ」
「えぇ!?私の家で食べて行けばよかったのに!」
「いいよ別に」
「なら、食べて下さいいっぱい作ったので」
「私も食べる!」
「えぇ!?入りますか?」
「私結構食うよ?」
「えぇ!?そうなんですか?」
痩せててそんなに食べなさそうだけど…
どこにそんなに入るんだろう…
「じゃ、手洗い場借りるわ」
「はい、そこ出て右です」
「行くぞ」
「はーい!」
さて、私は準備しますか
少し冷めたので温めてお皿出して盛り付けてると二人が戻ってきた
「あ、それ!私が好きなやつ!」
「あ、そうなんですか?良かったです」
「あ、柊羽が苦手なもの入ってる〜」
わざとだろ…みたいな視線を感じつつ
わざとそらす
「では、運ぶのを手伝ってくれませんか?」
「いいよ〜!」
「ちっ…」
食卓について手を合わせてから食べる
「やっぱり美味しい〜!」
「良かったですお口に合って」
柊羽は朱音さんの器に入れていたが見つかり怒られる始末
「全く〜ほら、あーん」
「辞めろ。」
昔から食べられないんだよね…
ごめんね?
少し後悔しつつ食べてしまい片付けをすませる
「私も手伝う〜!」
「お前は辞めとけ割るから」
「失礼なっ!」
「俺がやるから朱音は座ってろ」
「え〜!やりたい!やりたい!」
「えーと…あ、なら!食器拭いてくれませんか?そちらの机まで持って行くので」
「いいの!?了解!」
「甘やかすなよ」
「すみませんでも、せっかく手伝ってくれるので」
「ちっ」
少し機嫌が悪くなってしまった柊羽
「では、お願いします」
「はぁい!」
そんな事はつい知らず朱音さんは笑顔でお皿を拭いてくれた
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作者名:灑那 | 作成日時:2017年5月26日 1時