検索窓
今日:17 hit、昨日:1 hit、合計:125,830 hit

第35話 ページ35

目を覚ますと柊羽はいなかった

身体を起こすとぶかぶかの服

「柊羽…」

きっと柊羽が着せてくれたんだ…

「ありがとう…」

よろよろしながら下に向かうとコーヒーを飲んでる柊羽がいた

「柊羽、おはよう服ありがとう」

「洗って返せよ」

「勿論」

「てかお前動いて平気なのか」

「昨日よりはだいぶね」

「昔からお前は一度風邪をひくと中々治らねぇんだから無理すんな」

「わっ!」

乱暴に頭を撫でられて髪がグシャグシャになってしまう

「もう!」

「悪かったってそんなに怒るな飯作るから座ってろ」

「はぁい」

柊羽の料理してる時の後姿は好き

いつも冷たい表情が少し柔らかくなるし一人占めしてる気分になれるから

「朱音さんには作ってあげた?」

「あ?そう言えばまだ」

「そっか〜」

「今度作ってやっか」

あ〜あ…一人占めできるのも今日で最後か…

「おら、出来たぞ」

「ありがとう!いただきます!」

一口食べてみると昨日と味が違ってまたこれも美味しい

「美味しい〜!」

「これ貼っとけ」

「冷たっ!」

「冷えピタなんだから当たり前だろうが」

「ありがとう」

朝ご飯も食べて少しゲームもして柊羽はもうすぐ帰るらしい

「安静にしてろよ」

「大丈夫ありがとう」

「おう」

扉が閉まり少しずつ自分の部屋に移動する

「楽しかったな…」

そう呟きながら自分の部屋に入った

第36話→←第34話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 6.4/10 (26 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
56人がお気に入り
設定タグ:エセ関西弁 , 誤字脱字あり , R18(少し)   
作品ジャンル:恋愛, オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:灑那 | 作成日時:2017年5月26日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。