第33話 ページ33
身体が熱い…
ゆう事を聞かない…
「柊羽…」
目を覚ますと自分の部屋だった
「あれ…」
私お風呂で…
いつ移動したんだろう…
「起きたか」
「柊羽!?」
「ったく迷惑かけんな」
「ごめんなさい!もう大丈夫よ帰っても!」
急いでマスクの場所に向かおうとするとよろめいてしまう
「おい!」
「近づかないで!」
倒れた先にクッションがあって怪我はしなかった
「風邪移っちゃう!早く帰らなきゃ!」
「うるせぇ!お前の指図なんて受けるか!」
「柊羽!」
「これ食え!」
「あ、ちょっと!」
「体拭くからさっさとしろ!」
「もう!移ってもしらないから!」
「早くしろ!」
「はいはい!」
ベットに移動して作ってもらったお粥を食べる
「美味しい〜!」
柊羽はめんどくさがり屋だけど料理に手を抜いたことがない
だから昔から凄く美味しくて笑顔になってしまう
「口についてんだよ」
「え?」
柊羽の顔がドアップになって口についた米粒を取ってくれる
「あ、食べた」
「あ?悪ぃか?」
「ううん」
柊羽も自分の分のご飯を持ってきて食べる
私は先に食べてしまって満足になっていた
「おい寝転ぶな太るぞ」
「…辞めて…禁句…」
「あ?」
たまにそんな事言う柊羽が嫌いになります…
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作者名:灑那 | 作成日時:2017年5月26日 1時