第２５話 ページ25
柊羽side
「ﾁｯ…軽いなこいつ」
「ふふ笑幸せそうに寝てるね」
「こいつ俺といると落ち着くんだってさ」
「そっか〜仲いいんだね」
「…またバスケしてぇな…」
「え？」
「…何でもないこいつのかばん持てる？」
「う…ん！？」
「どうした？」
「お、重たい！」
「あぁ…ガリ勉だからな」
鞄を持つと何を入れたらこんな重さに
なるんだよとゆうぐらい重たかった
「珠樹ちゃん寝ると幼いんだねぇ？」
「あぁ」
珠樹は俺と一緒にいると悪夢を見ないらしい
「可愛いなぁ…♡」
朱音はメロメロになりながら写真を撮っていた
「起きるぞ〜？」
「あ、そっか！無音無音…」
寝顔はなんにも変わってねぇな
「あぁ…可愛い〜…」
「ほら着いたぞ」
「あ、ほんとだ〜珠樹ちゃんも居るのに
送ってもらってゴメンね？」
「大丈夫彼氏として当たり前だろ？」
「ありがとう！じゃあまた明日」
手を降ってこいつの家まで向かう
…いや、俺の家の方が近いな
「ただいま」
母「おか…あらぁ！珠樹ちゃんじゃないの！
あら〜寝ちゃってるの！？ほら早く連れて行きなさい！今日お泊りかしら！？」
「うるせぇ…まぁ、泊まらせる」
母「下着とか流石に昔のはダメよねぇ…」
「部屋に来なくていいから」
母「はいはい」
俺のベットに寝転ばせる
「あぁ、制服シワになるな」
ネクタイを外しながら俺の部屋着を２着出す
「おい、おい珠樹」
揺さぶっても起きねぇ
一旦体を起こして抱きしめながら制服を脱がす
「下は…要らねぇか」
上だけ着替えさせてスカートと上は
ハンガーにかけて俺も着替える
「…寝るか」
珠樹を包み込むようにして眠りに入った
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作者名：灑那 | 作成日時：2017年5月26日 1時
