石川家の三女 2

久々の ページ14

『お久しぶりです！先輩！』


久しぶりの学校、久しぶりの部活

でもまたこの学校をしばらく離れることになる

それを今日言いに来た


舟根綾菜「A久しぶり〜！」
「テレビで見てたよ〜、私も負けないようにしないと〜笑」

『んふふ、ありがとうございます！』

チームメイト「Aー！ロシア戦めっちゃかっこよかった！！」

『ありがとう！！』

監督「華々しいデビューだったな」

『ありがとうございます！』

言わないと、言わないと


『あの、監督お話があります』
『あと、綾菜さんにも』

監督「なんだ？」

『お時間頂けますか？』

舟根「私は全然大丈夫だよ〜」




ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ

監督「で、話ってなんだ？」

『あの、私、、』
『イタリアセリエAにチャレンジしたいと思ってます』


監督「ほう」

『来月から招集がかかるまでの半年間イタリアでプレーしたいんです』

監督「なるほどな」

綾菜「A、、、」

『だから、春高には出れません』

監督「そうなるよな」
「まぁ、いいんじゃないか？メダル、取りたいんだろ？」

『はい』

監督「メダル取るにはAがそれくらいの努力しないと今の日本には勝機がないって自覚してるんだからいいんじゃないか？」

『、、ありがとうございます！』

監督「メダル掛けさせてくれよ」

『、、、はい！』

綾菜「A、頑張ってね」

『綾菜さん、最後の大会出れなくてほんとにすいません』

綾菜「Aがいなくても頑張るから心配しないで！」

『綾菜さん、いつか一緒に世界で戦いましょう！待ってます』

綾菜「後輩に言われちゃった笑」ｴﾍﾍ

監督「じゃあ、とりあえず全員の前で言いなさい」

『はい！』

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キャプテン「集合！」

「はい！！」

監督「Aから話があるらしいから聞いてやってくれ」

「はい！」

『えっと、突然お呼びしてすいません笑』

チームメイト「硬いぞーー笑」

『んふふ』ﾆｺﾆｺ

『えっと、今回ご存知の通りワールドカップに日本代表として招集されて、来年東京でメダル取るにはこのままじゃだめだと感じました』
『私は個人のスキルアップをすればメダルに近づけるのではないかとの考えになりました』
『だから、、、私は、、、イタリアセリエAにチャレンジしたいと思います』

チームメイト2「まじ！？」

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