石川家の三女

気持ち ページ46

祐希「マサさんダメっすよ」

柳田「何がだよ笑」

祐希「まだ17になったばっかっすからね」

柳田「心配しなくてもまだ大丈夫だよ」

祐希「まだってなんすか？」

柳田「めんどくせーな」
「ちゃんと考えてるわ」

祐希「傷つけないでくださいよ」
「大事な妹なんで」
「昔っからモテるくせに彼氏作ったことないんで免疫もありません、今も女子校だし」
「鈍感だから告られても動じませんよ？」

柳田「分かってるよ」
「でも10歳も年下の子好きになったことねぇから困ってんだよ笑」

祐希「やっぱ好きなんすね」
「歳とか関係ないんで、傷つけないでください」

柳田「はいはい」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜

『お姉ちゃん〜』
『紗理那さーん』

真佑「どうしたの？」
紗理那「ん？」

『マサさんってかっこよくないですか？？』ﾆｺﾆｺ
『決めた時はよくやったって頭ポンポンしてくれて』
『ほんと王子様だ〜』ﾆｺﾆｺ

真佑「A、好きなの？」

『うん、好き〜』

真佑「へ？」

紗理那「恋してんの！？」

『ん？恋？』
『違う違う笑』
『お兄ちゃんみたいな好き！』


真佑「ほんとー？」ﾆﾔﾆﾔ

『ほんとだもん！』

紗理那「その好きが恋愛的な好きに変わったら教えてね〜」


『もー！』
『違うのに〜』

真佑「あれは時間の問題ですね」こそっ

紗理那「そうだね」
「ほんと可愛い〜」こそっ

真佑「A、基本バレやすいんで分かるんですけど」
「彼氏出来たことないんですよね」
「あの感じだと恋もしたことないかも笑」こそっ

紗理那「王子様とお姫様が初めて恋に落ちるってロマンチック！！キャー」こそっ

『ねぇー、仲間はずれはやだ！』

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