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天月side.
Aは作業で忙しいだろうからって包丁を持った僕が馬鹿だった。
まふたちと料理動画上げてるからって調子乗ったけど、彼女みたいな凝った料理なんて僕に作れるはず無く、ジャガイモの皮むきをしたら見事にざっくり。
すぐ止まるかなって思って、取り敢えずボウルに水を入れた。
寒いしお湯でいっか。そんな変わらないよね。
5分経っても血は止まることなく、だらだらと流れ続けた。
流石にくらくらしてきた…。
貴女「ちょっと？！何してんの！」
あぁ、良かった……。
天月「A……ごめん…。夕飯…僕が作ろうとしたら…切っちゃって…。」
貴女「だからってボウルに入れたら血止まらないから！ほら、出して。」
清潔なタオルを持ってきてくれて、軽く巻いてもらった。
貴女「いつ切ったの？」
天月「5分前…とか。」
貴女「くらくらしない？」
天月「ちょっとだけ…」
貴女「…ベッドまで行ける？」
天月「ちょっと…支えて…。」
貴女「うん、ほら…立てる？」
肩を借りて歩くけれど、もう千鳥足。
貴女「私の部屋、行こう。」
天月「あはは……積極的…だね」
貴女「馬鹿言ってないで。」
近くにあるAの部屋のベッドに押し込まれた。
天月「結構…汚しちゃった？…ごめんね。」
貴女「いいから、手上にあげてて。包帯持ってくる。」
そう言われて若干痺れてきた手を上にあげた。怪我してない方の手で支えながら。
貴女「つっきぃ？大丈夫？」
天月「うん、…寝てると、大丈夫。」
タオルを外すとさっきは分からなかったちょっと深めの傷口が見えた。
ガーゼを当てて包帯で軽めに巻いてもらった。
貴女「今日は安静にしてること、いいね。」
天月「うん、ごめんね。ありがとう。」
面倒見のいい彼女で良かったです。
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琳耀(プロフ) - さとうさん» コメントありがとうございます！また、楽しんでいただけたようでとても嬉しいです！！ありがとうございます！ (2021年6月29日 5時) (
レス) id: cdd435611e (このIDを非表示/違反報告)
さとう(プロフ) - 初コメ失礼します。完結おめでとうございます！とても面白かったです！ありがとうございました。 (2021年6月28日 21時) (レス) id: 9378f81b00 (このIDを非表示/違反報告)
琳耀(プロフ) - 芋の子さん» どこにでも出没するあたりすしだし、打ち間違えるのも可愛いすし(( (2019年10月22日 8時) (レス) id: cdd435611e (このIDを非表示/違反報告)
芋の子(プロフ) - まって､うし(打ち間違えたからこのままにしとくね､あとこっちにも出没してごめんねすし) (2019年10月22日 8時) (レス) id: 73619b81c1 (このIDを非表示/違反報告)
琳耀(プロフ) - tag@タグ(元ちゆ)さん» えええそんな大好きだなんて！！！作者照れちゃいます///ご愛読頂きありがとうございます！、 (2019年10月21日 22時) (レス) id: cdd435611e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琳耀 | 作成日時：2018年12月16日 20時
