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貴女side.




フジくんが教室に入ったキヨに、おはよーって声を掛ける。




あからさまにテンションの低い彼は、うっすって小さい声で言った。




パッと目が合ったはずなのに、すぐに逸らしてしまう。





でも、もう一度見ると彼は席に着いて突っ伏していた。





1番に目に付いたのは、





スクールバッグにぶら下がっていた猫のストラップが居なくなってたこと。





あの日キヨから貰った猫は今も私のバッグでゆらゆら揺れているけれど、それとは別にまた新しく付けていたのを昨日も見た。





お揃いだなーって、寒空の下言ってたのに。





それが、心地よかったのに。





貴女「最悪だ………」





フジ「ちょ、…ぇっ」





貴女「もう時間の問題だ」





フジ「え、何が」





貴女「もし私が別れたらいい人紹介してね」





フジ「話が見えないって」





貴女「私も分かんない…」





昨日まで仲良く話してた2人が急に机に突っ伏してしまうと、別れたなんて話し始める人も出る。





キヨガチ恋倶楽部のデリカシーないタイプの人は、あからさまに機嫌が良くないキヨに、私たち付き合っちゃう?とか聞くし





私の隣でも、キヨになんか言われたのか?話聞くぞってこーすけが。





そんな中、





キヨ「っだぁぁぁあああ!!!うっせーな!!!!」





キヨがブチ切れた。

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琳耀(プロフ) - NOAさん» コメントありがとうございます!必ず最後まで更新しますので、お待ち頂けますと幸いです( ; ; ) (2022年4月13日 12時) (レス) id: 00a7c84ca7 (このIDを非表示/違反報告)
NOA(プロフ) - いつまでも待ってます!自分のペースで頑張ってください! (2022年4月10日 19時) (レス) @page31 id: 699bf3c217 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:琳耀 | 作成日時:2021年8月6日 21時

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