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貴女side.





学校が終わってから3時間居残りで勉強か昼寝して2人で帰る、って生活が少し続いた頃





貴女「あー…さむい」




キヨ「そーか?まだいけんだろ」




貴女「アンタは運動したあとだもんね」




キヨ「あー?そーいうことか?」




サッカーボールの入ったネットをぽんぽん蹴り飛ばしながら真っ暗な道を歩く。





2人して後ろを振り返ったのは、





ガサッ





って、音がしたから。





場所的に生垣。





貴女「のら、ねこ……?、」





キヨ「…この時期野良猫は隅っこで引っ込んでる季節だろ」





貴女「じゃ、じゃあ…野良犬?」





キヨ「んー、だったら猫がいーな。…おい、猫。俺と玉遊びすっか?」





少しトーンを上げて問いかけると、隠れることをやめてガザガサと生垣から出てきた。





キヨ「…はーあ、ストーカーかよ」





金子「聞いたよ、付き合ったって」





キヨ「情報ちょっと遅いな。だいぶラブラブしてる期間あったけど」





金子「気持ち悪いな、…ねえA。何でソイツなの。なんで俺じゃないの?…ねえ、なんで」





貴女「…や、めて」





キヨ「おい離れんなよ」





金子「ねえ、ソイツとはどこまでしたの?ヤッた?」





貴女「…こんなこと、やめてよ……金子さん」





キヨ「ははっ、…あー、ヤッたよ。何回も、なんなら生でな」





金子「あー!気持ち悪い!何でお前なんかが!俺から取るなよ!彼女を!!」





落ち着いてた筈なのに、急に怒号を飛ばす彼。





キヨ「想像してみろよ、大好きな女が自分じゃねー違う男の目の前で気持ちよくなってるとこ」





あることない事金子さんに吹き込むキヨはむしろ楽しんでるようでニヤニヤしながら話していた。





金子「あぁぁぁぁあ!!!!!うるさい!黙れ!!お前なんか!…っ殺してやる…!」





そう言って取りだしたのは、カッターナイフだった。





キヨ「…あー、さっきも言ったけど。お前と玉遊びしてやるよ」





走って向かってくる金子さんに持っていたサッカーボールをネットごとぶっ飛ばした。





それは胸に真に受けた金子さんは地面に倒れ込んだ。

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琳耀(プロフ) - NOAさん» コメントありがとうございます!必ず最後まで更新しますので、お待ち頂けますと幸いです( ; ; ) (2022年4月13日 12時) (レス) id: 00a7c84ca7 (このIDを非表示/違反報告)
NOA(プロフ) - いつまでも待ってます!自分のペースで頑張ってください! (2022年4月10日 19時) (レス) @page31 id: 699bf3c217 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:琳耀 | 作成日時:2021年8月6日 21時

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