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貴女side.





こーすけ「よう」




貴女「キヨなら部室だよ」




こーすけ「いや、お前がキヨと歩いてるって学校中が騒いでるからよ」




貴女「…え」




こーすけ「本気で付き合ったん?」




貴女「幼なじみから友人に昇格したくらいかな」




こーすけ「それ降格な」




貴女「まあそんな感じ。あのバカに付き合ってるだけ」




こーすけ「Aちゃんらしくて良かったわ」




貴女「私優しいからね」




こーすけ「本当にそうだから自画自賛だけやめた方がいいぞ」




貴女「あはは、うそうそ」




キヨ「何話してんの、性魔獣」




こーすけ「なんだよ!そのあだ名!」




貴女「もう帰ってきたの?」




キヨ「お前がこーすけと話してるから、襲われねーかなーって」




こーすけ「襲うかよ!」




キヨ「…やりそうじゃん?」




貴女「こら」




こーすけは他校の女の子と良く遊んでる、なんて誰がばらまいた噂だったか。




人のスキャンダルが大好物な彼はこーすけと話しているといつも笑顔だった。




好きなんだろうなあ、なんて。




キヨ「あんま見てんなよキモイな」




貴女「ん?」




こーすけ「え、お前らって付き合ったんじゃねーの?そんな軽口叩きあってるの?」




貴女「さっきの話忘れた?」




キヨ「え、なに」





貴女「付き合ってるんじゃなくて、付き合ってあげてるの。このバカに」




キヨ「は?」




こーすけ「でも一緒に登校したんだろ?」




キヨ「俺は望んでねーよ。こんな早起き」




こーすけ「確かに、早かったな」




貴女「お母さんたちが何かニコニコしてるの。バラしたから」




キヨ「兄ちゃんがな」




何かよく分かんねーわ、っていうこーすけに




私も分かんないって、そう返した。

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琳耀(プロフ) - NOAさん» コメントありがとうございます!必ず最後まで更新しますので、お待ち頂けますと幸いです( ; ; ) (2022年4月13日 12時) (レス) id: 00a7c84ca7 (このIDを非表示/違反報告)
NOA(プロフ) - いつまでも待ってます!自分のペースで頑張ってください! (2022年4月10日 19時) (レス) @page31 id: 699bf3c217 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:琳耀 | 作成日時:2021年8月6日 21時

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