松田刑事の奥さんは超人気女優

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A視点


『見て陣平、すごいよ。もうネットニュースになってる』

陣「お前人気だからな」

『すごーい、みんな早いなリプが』

陣「荒ぶってんな」

『確かにねー。だけど研二の方が酷かったと思う』

陣「確かに」



あの日の夜、陣平にプロポーズされた後、その日のうちに市役所に婚約届を取りに行き提出して、晴れて夫婦になった私たち

その際に保証人の欄に、私はマネージャーちゃんを、陣平は研二頼んだ


マネちゃんは、落ち着いてる人だから早く終わったけど、研二の方が、泣きわめくは、叫ぶわで、大変だった


仕方ないと言えば仕方ない、私たちのことを一番近くで見守ってくれてた人だから


だけど、あれはうるさかった。大の大人がやることじゃない



まぁそんなことより、今日は久しぶりの二人揃っての完全オフ

一日中、好きな人と居られるのは最高だ



陣「なんだよニアニアして」

『なんでもなーい···私、病院とかで名前呼ばれる時、松田Aさんって呼ばれるんだね』

陣「まぁ、そうだな」

『嬉しいな。陣平は嬉しくないの？』

陣「嬉しいに決まってんだろ、何年も片思いしたやつと付き合えて、結婚までできたんだから」



そういう陣平の耳は、真っ赤に染っていた



『ふふ、恥ずかしいの？』

陣「は？恥ずかしくなんてねぇよ」

『見栄っ張り』

陣「うるせぇ」

『あ、そうだ。最近色々バタバタしてたけど、今度ポアロに一緒に行こ、約束してたでしょ？』

陣「そういや、そうだったな。明日も休みだし、行くか」

『うん』

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