7 ページ9
ネ「こんな時のトラブル処理係みたいなもんじゃ。
メンチくん」
メ「はい!」
ネ「ほとんどその態度に問題ありつまり不合格と思った訳かね」
メ「いえ、トラブルが重なりまして、頭に血が昇って…すいません。審査員失格ですね…」
ネ「ふむ…よし!ではこうしよう…」
さすがにメニューの難度が高かったという訳でやり直す話になった。
そして実演という形で審査員が参加する事で合否に納得がいく様に話が纏まり、次はゆで卵で全員は協会の飛行船に乗って山に向かった。
メ「着いたわよ」
「ゴクッ…この谷の下はどうなっているんだ?」
メ「安心して、下は深ーい河よ。それじゃお先に」
「はぁーー!?」
『あ、下に糸がある…もしかして巣?』
霧で見えにくいけど
ネ「その通り、マフタツ山に生息するクモワシの卵を取りに行ったのじゃよ」
ク「……Aは目が良いのだな」
『仕事の関係上鍛えないとダメだから』
暗殺は特に見られるのは避けないといけないし
ク「仕事で…過酷だな」
『うーん…情報を調べたりする方が過酷だよ』
ターゲットについて情報を見つけないといけないから
ク「情報…Aが知っている情報で幻影旅団、クモについて何か知らないか?」
『幻影旅団…?それって…』
クラピカはクロロ達について調べてるのか…でも皆とは友達だから裏切りたくない
するとあっという間にメンチさんは慣れた手つきで卵を取って上昇気流で浮かんで戻って来た。
メ「よっと、この卵でゆで卵を作るのよ!」
『あ…もう時間かな?』
ク「そのようだな…また後で話そう」
『わかった』
ネットで出回っている情報を言おうかな
それを見て約30名以外の受験生はゴン君とキルアに続いて一斉に谷に飛び込んで取りに向かい…玉子を取った受験者はゆで卵を作って実食した。
メ「こっちが市販の卵でこっちがクモワシの卵、さぁ比べてみて!」
「う…うまいっっ!!」
「市販の卵とは遥かに段違いだ!!」
メ「少しは味わってもらえたかしら。こちこらこれに命かけてんのよね」
「…今年は完敗だ、来年また来るぜ」
そして2次試験を合格して残った受験生は飛行船に乗ってネテロ会長と共に次の会場に行く事になった。
ネ「残った44名の諸君に改めて挨拶しとこうかの…
ワシが今回のハンター試験審査委員会代表責任者のネテロである。せっかくだからこのまま同行させてもらう事にする」
ビ「次の目的地は明日の朝8時到着予定です。各自自由に時間をお使い下さい」
93人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:優 | 作成日時:2023年11月24日 17時