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ブ「オレのメニューは大好物の豚の丸焼き!!」

との事でスタートと同時に探し回ると肉食の大きい鼻を持った豚を見つけた。


『急所は…頭かな』
それなら背後に行って仕留めるか


豚は軽く一発頭に拳を入れるとあっさりと倒れたので戻って下処理を行い丸焼きを作ったけど、ブハラさんは72頭もの豚を食べ切って自分を含めて72名が通過した。

ゴ「やっぱりハンターってすごい人達ばかりなんだね」

ルナ「あの人がおかしいだけじゃない…?」

キ「ああはなりたくないな…」


次のメンチさんのお題はなんと…

メ「あたしのメニューはスシよ!!」

『(スシってあのお寿司?)』


自分が前の世界で死ぬ前…両親と仲良く一緒に食べた懐かしい食べ物だった。


メンチさんの説明が終わると自分の他にも1人分かっていそうな顔をした人がブフッ…!と笑っていた。

『(この世界にも日本みたいな国があるのかな?そういえばあの服忍者っぽいし…とりあえず魚を釣るか)』

キ「ん?もしかしてスシについて知ってんのか?」

『うん、ぼんやりとだけどね。まず新鮮な魚を釣らないと…』
職人の人が捌く所からじーっと覗いておいて良かった

レ「魚ァ?!」

ク「声がでかい!!」

その声に反応して他の受験生が一斉に走り出した。


レ「盗み聴きとは汚ねー奴らだ!」

ハ「くそっ俺の他にもあのお嬢さんも知っていたとは!」



数種類の魚を釣り終えてとりあえず職人さんが行っていた作業を一つずつ思い出し、何となくお寿司っぽいものは作る事が出来た。

メ「あら!さっきまでとは違ってそれらしいのが出てきたじゃないの、どれ……」

『どうでしょうか?』
酢飯も大丈夫な筈…

メンチさんは食べてお茶を飲み、一息吐くと…

メ「あなた凄く作るのが上手ね!?美味しいわ、これは合格よ!」

『よかった…ありがとうございます!』


メ「さぁ次の挑戦者いらっしゃい!」



その後作ったお寿司に似た物が次々と出て来たけど、

ことごとく全員不合格で結局自分1人が合格になってしまったが、当然不満が爆発してしまう人も出てその1人はブハラさんに平手打ちで飛ばされた。


?「それにしても合格者1人だけは、ちとキビシすぎやせんか?」


と言う声が突然空から響きその場に居る全員が上を見上げると…

ドオォン……!!!とお爺さんが飛行船から落ちて来て皆の目線が謎のお爺さんに注目するとメンチさんの口が開いた。


メ「ネテロ会長…ハンター試験の最高責任者よ」


『(え…責任者!?)』

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作者名: | 作成日時:2023年11月24日 17時

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