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ルナ「イルミお義兄さん、門の前までの案内をしてもいいですか?」
イ「…いいよ、お前は門に着いた後キルの所に行くといい」
ルナ「!!わかりました」
イ「後は自分の力で好きな様にするんだね。行って見ればわかるよ、君達とオレ達じゃ住む世界が違うってことに」
『大変だと思うけど頑張って来てね』
試しの門で躓くだろうなぁ
ゴ「ね、名前も一緒に来ない?」
イ「残念だけど名前はオレと行くから」
『ごめんね。私もゾルディック家に行くから後で会おうね』
ゴ「そっか…また後でね!」
イ「さてと、タクシーと飛行船の手配はもう終わってるから行こうか」
『はーい。あ…そうだヒソカ、少し良い?』
ヒ「何だい?」
『1ヶ月後にヨークシンシティの中央広場に建ってる教会で結婚式を挙げるんだけど、参加する?』
ヒ「もちろん行くよ。…君をイルミから奪いたかったけど、残念だ♧」
『え』
奪う?私を?
イ「Aはヒソカの事なんか好きにならないし、そもそも勝ち目なんか無いよ?」
ヒ「それは聞かないとわからないだろ?♢」
イ「は?…A、ヒソカの事どうなの?」
『ヒソカに好きとかそういう感情は無くて、友達だと思ってるよ』
イ「そう言う訳だから、じゃあね」
その瞬間に私の手を取ってヒソカから離れると、ロビーに向かって歩いた。
『はぁ、…疲れた…』
精神的に
イ「あんな冗談を言うなんてね」
『そうだね。…タクシーで向かう前に市内で買い物しても良い?キキョウさん達に手土産買わないと』
ヒソカは私に対して好きとか思わないでしょ
イ「そう?手土産はいらないと思うけど」
『そんなこと無いよ』
イ「…母さん達の好みとか知らないよ?」
『一緒に選ぼ?そうしたら絶対良いのが見つかるから』
商店街で色んなお店を見て回って手土産とお土産、あと3日分の食料を買って空港に到着するとカウンターに向かった。
受「4日間貸切のお客様ですね。ご予約の飛行船まで案内致します」
『ん?えっ?貸切??』
普通の個室とかじゃなくて?
イ「すぐ仕事を終わらせたいからね。その方が早いし」
受「こちらの飛行船になります。ご返却の際ですが、どの空港に返却をしても問題はありません。どうぞ旅をお楽しみ下さいませ」
イ「どうも」
「(こんな綺麗な飛行船の貸切ってたしか数千万は軽く超える様な……金銭感覚がすごい)」
飛行船の中に入ってひと通り部屋を見て回ると、2人で乗るには広すぎるし内装がとても豪華だった。
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作者名:優 | 作成日時:2023年11月24日 17時