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ハ「アホかーー！！！」
と、相手の綺麗なツッコミとパンチが入り…
ドーーン…！！と音を立ててバタリと倒れるとそのまま気絶した。
ハ「おい審判。オレの負けだがこれで決着したなんて思うなよ、そいつが起きたらきっと合格は辞退するぜ？意思の強さは見ての通りだ。
合格者は１人だけだろ？ゴンが不合格なら、オレ達のこの後の戦いは全て無意味になるんじゃないか？」
ネ「心配御無用、ゴンは合格じゃ。本人が何と言おうとな…仮にごねてワシを殺したとしても資格が取り消される事は無い」
ハ「なるほどな」
『ネテロ会長、少し良いですか？』
「何かね？」
『私の試合が終わった後、ゴン君の治療をしても良いでしょうか？』
「ふむ……終わった後なら良いじゃろう。隣の部屋じゃ」
『ありがとうございます』
腕の怪我が酷くないと良いけど…
キ「何でわざと負けたの？」
ハ「…わざと？」
キ「殺さずまいったと言わせる方法くらい、あんたなら心得てる筈だろ？」
ハ「相手を拷問する時は一生恨まれる覚悟でやる。その方が確実だし、気が楽だ」
キ「？」
ハ「どんな奴でも痛めつけられた相手を見る目には負の光が宿るもんだ。だがゴンの目にはそれが無かった、信じられるか？腕を折られた直後なのによ、
あいつの目はもうその事を忘れちまってんだぜ？
ま、要は気に入っちまったんだよ…敗因をあげるならそんくらいだ」
キ「っ…」
立「第２試合、クラピカVSヒソカ！」
クラピカとヒソカは暫くの間攻防戦が続き…
ヒソカが一瞬で間合いを詰めて攻撃すると思うと、ボソボソとクラピカの耳元で何かを伝えた後にまいったを言って試合が終了した。
『…嫌なこと言われた？』
ク「あぁ、大丈夫だ。心配させてすまないな」
『(その割には驚いていたけどもしかして……ここで話すのは無神経過ぎるから止めよう)』
マ「第三試合、A対ハンゾー！」
ハ「おっ、寿司を知ってたお嬢さんじゃねぇか！
……Aさん。オレは女性に暴力をしたく無い、だからまいったと言ってくれないか？」
『優しいんですね、ありがとうございます。でも私はまいったとは言いません』
元々優しい人だと思うけど
ハ「なぜだ？」
『妹達の友達を痛めつけた貴方に怒っているんですよね』
気絶だけならそれほど怒らなかったけど
ハ「…痛めつける趣味はねぇんだよなぁ」
『あー、私これでもプロの殺し屋として働いてるので別に遠慮はいりませんよ…？』
怪我をしても能力で治せるし
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作者名：優 | 作成日時：2023年11月24日 17時
