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ゴ「その場合、失格はあっちだよね？」
マ「あ、はい！」
ゴ「ほらね、それじゃお互い困るでしょ？だから考えようよ」
ハ「〜っ…」
ルナ「すごい。自分のペースに持っていっちゃった…」
ク「ハンゾーも我々も全部巻き込んでしまっているな。全く…」
レ「なんちゅーワガママな」
『子供はそうでなくっちゃ…キルアとルナももう少し我儘になっても良いんだけどねー？』
キ「んー…家出してる時点で我儘じゃね？」
ルナ「でもお母さんに怒られるでしょ？私は」
『無言で行くからだよ？私も一緒に謝ってあげるから。
何かあったらお姉ちゃんにメールで伝える事…約束してくれる？』
ルナ「うん。ありがと…それなら毎日メールしてもいい？」
『もちろん』
キ「毎日は送りすぎじゃねーの？」
ルナ「だってお姉ちゃん大好きなんだもん。あ、キルアも大好きだよ？」
キ「…ついでかよ」
『嫉妬してる？』
キ「してねーよ！…っ、髪撫でるなってば」
『ふふ、キルアからもメールしてくれる？』
猫みたいでついつい撫でたくなっちゃうんだよね
キ「兄貴達には絶対やらねーけど…Aには送るよ」
『ありがとね』
すると、腕に巻いている包帯に仕込んでいたナイフをゴン君の額に当てた。
ハ「………やっぱり何にもわかっちゃいねぇ、死んだら次もねーんだぜ？かたやオレはお前を殺しちまっても来年またチャレンジすりゃあ良い。
何故だ？たった一言だぞ？命よりも意地が大切だってのか！そんな事でくたばって本当に満足か？！」
ゴ「…親父に会いに行くんだ」
ハ「親父…？」
ゴ「親父はハンターで今はすごく遠い所にいるけど、いつか会えるって信じてる。でもオレがここで諦めたら一生会えない気がする…だから退かない」
ハ「退かなきゃ…死ぬんだぜ？
……まいったオレの負けだ。オレにはお前を殺せねぇしまいったと言わせる術も思い浮かばねェ。負け上がりに賭ける」
ゴ「そんなのダメだよ、ずるい！！
ちゃんと２人でどうやって勝負するか決めようよ！」
ハ「バカか！てめーはどんな勝負をしようがまいったなんて言わねーよ！」
ゴ「だからって全然嬉しくないよ！」
ハ「じゃ、どーすんだよ」
ゴ「それを一緒に考えよーよ！」
ハ「…要するにだ。
オレはもう負ける気満々だが勝つつもりでもう１回真剣に勝負をしろと？…その上でお前が気持ちよーく勝てる様な方法を一緒に考えろと、こーゆーことか？」
ゴ「うん！！」
『(すごい無理難題を言うなぁ〜…)』
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作者名：優 | 作成日時：2023年11月24日 17時
