検索窓
今日:19 hit、昨日:3 hit、合計:8,516 hit

24 ページ26

ネ「さて、諸君ゆっくり休めたかな?

試験じゃが1対1のトーナメント形式で行う。その組み合わせはこうじゃ」

『(自分の相手は……ハンゾーって人かゴン君のどちらかかぁ…)』


ネ「クリア条件だが至って明確、たった1勝で合格である!
つまりこのトーナメントは勝った者が抜けて行き、負けた者が上に登って行くシステム…もうお分かりかな?」

ハ「要するに不合格はたった1人って事か」

ネ「さよう、しかも誰にでも2回以上のチャンスが与えられている。何か質問はあるかな?」

ボ「組み合わせが平等ではない理由は?」

ネ「当然の疑問じゃな。それは今まで取り組んできた試験の成績を元に決められておる…
まぁ簡単に言うと成績の良い者にチャンスが多く与えられとる訳じゃ」

キ「それって納得いかないな」

ルナ「ちょっ、キルア…」

キ「もっと詳しく点数の付け方とか教えてよ」

ネ「ダメじゃ」

キ「なんでだよ!」

ネ「極秘事項でな言う訳にはいかん。まぁ、大きく分けると身体能力値、精神能力値、印象値の3つじゃな…


それでは試験の説明をしよう。戦い方は単純明快。武器OK、反則なし、相手にまいったと言わせるだけ…
ただし!!相手を殺してしまったら即失格、その時点で残りの者は合格になり試験は終了じゃ」

『あの、もし相手を気絶させても相手がまいったと言わなければ試合は終わらないという事ですよね?』

ネ「その通りじゃ」

『わかりました』
時間がかかりそうだなぁ…




ネ「さっそく最終試験を開始しようかの」

マ「第一試合、ハンゾー対ゴン 前へ。…私は立会人を務めさせていただきます、マスタです。よろしく」

ハ「よぉ、久しぶりだな。4次試験の間ずっとオレを尾けてたろ」

マ「お気づきでしたか」

ハ「当然よ。まぁ他の連中も気づいてたとは思うがな」



ク「あえて言う事も無いと思っていたんだが」

レ「なっあ、あぁもちろんだ」

『やっぱり』
距離を保ってる人が気になってだけどそういう意味だったんだ

ク「Aも気づいていたのだな」

『うん。他の受験生ならプレートを奪う筈なのに距離をずっと保ってたからね』

キ「それくらい初日から気づくだろ」

ルナ「私、気になりすぎて見つけて話しちゃったんだよね…」

キ「見つけたのかよ!?…で、何話したんだ?」

ルナ「獲物のプレートを獲った後にプレート付けてないけど誰ですかって聞いて…その後、スイーツはここが美味しいですよねーとか?」

キ「警戒心無さすぎるだろ…」

25→←23



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (20 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
93人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2023年11月24日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。