転生少女と暗殺者の許婚【H×H】 (ページ25)

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ネ「そうなんじゃな……なるほど、これでワシからの質問は以上じゃ。下がって良いぞよ」

『はい、失礼します』
戦いたくない人を聞くって事は最終試験は対戦…？

そう考えつつ部屋から出ると通路でギタラクル姿のイルミが待っていて、少し離れた部屋に案内された。

『どうしたの？』

イ「そう言えば母さんからAに伝えておいてって言われてた事をすっかり忘れてたんだよね」

『え？キキョウさんから？』

イ「資格を取った後、結婚式の件ですぐ家に来て欲しいってさ」

『あ〜小物系はまだ細かく決めて無いから』
ドレスはもう決めてあるけど

イ「Aのお義母さんも呼んで一緒に決めたいから電話して欲しいって」

『わかった。ここって電話繋がると思う？』
ミルキが作ったから性能は良いだろうけど…

イ「オレが贈った電話ならここからでも問題無く繋がるよ」

『じゃあ今から電話しようかな』

さっそくキキョウさんに電話をかけると５秒もしない内に繋がった。

キ「Aちゃん大丈夫？！！電話が遅いから心配で仕方なかったのよ〜！！」

『ごめんなさい、今イルミから聞いて…』

キ「まぁ、そうだったの？！まったくイルミったら…」

『結婚式の件ですけど、１週間以内には向かえると思います』

キ「わかったわ！そうそう、今Aちゃんのお義母様とお茶会をしているのよ〜変わるわね！」

母「A、元気にしてる？」

『元気だよお母さん』

母「良かったわ。ルナがキルア君と一緒に行動しているらしいのよ…イルミくんから何か聞いてないかしら？」

『イルミと一緒に２人を見つけたから安心して』

母「そうなの？無事なのね？
私とお父さんがどれ程心配していたか…あの子に伝えてくれる？帰ったら説教しますからねって」

『…はい』

母「今は何をしているのかしら？」

『ハンター試験を受ける事が分かって…これから最終試験を受けるところ』

母「何ですって？ハンター試験？！……はぁ、事情は大体わかったわ。気をつけて頑張るのよ？切るわね」

ﾌﾟﾂﾝ…ｯーｯー……

『ふぅ、まさかお母さんがキキョウさんとお茶してたなんて思わなかった…』

イ「そうなの？」

『ルナに伝えておかないと』

数時間後…

【皆様、長らくお待たせ致しました。間もなく最終試験会場に到着します。】

飛行船が着いた先はとても大きくハンター委員会が経営するホテルでネテロ会長から皆にそこで３日体を休めるように言われ…

遂に最終試験が始まろうとしていた。