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『お酒?ん〜…もしかして小さめの瓶だった?』
やっと20歳になったから初めて飲んでみたけど…
イ「うん。いつの間にか消えてたからAの父親か誰かが飲んだと思ってた」
『あ、飲みやすくて全部飲んじゃった…』
イ「いつもよりずいぶん甘えて来たからそんな気はしてたけど」
『……飲んだ後全然覚えてない』
ずいぶん甘えてって…
イ「あの酒の度数、ノンアルの缶1本と変わらないよ?」
『え…』
もしかしてお酒に弱い?
イ「…これから飲む時は家かオレの前でしか飲まないで」
『わかった』
すると、ボーーーッ!!!と船が汽笛を鳴らしてその後に大きなアナウンスが聞こえてきた。
【只今をもちまして第4次試験は終了となります。受験生の皆さんは速やかにスタート地点に戻って下さい…
これより1時間を帰還猶予時間とさせていただき、それまでに戻られない方は全て不合格となりますのでご注意下さい。
なお、スタート地点へ到着した後のプレートの移動は無効ですので確認され次第失格となります。】
数十分後全員が到着して待機していると…
また飛行船に乗る事になって何故か会長と1人ずつ面談をするという放送がされた。
【受験番号、302番の方。おこし下さい】
『(2階の第一応接室は…このドアか)』
ノックをしてから扉を開けると部屋の中は和室になっていた。
ネ「まぁ、座りなされ」
『(えっと…正座で座った方がいいかな)』
靴を脱いでから揃えて座布団の上に正座で座るとネテロ会長は驚いてから感心した顔になって、
ネ「ほぉ…おぬし正座を知っておるのか!メンチ君から試験の事を聞いたんじゃが、寿司も知っとるとはのぉ」
『はい…ある程度ですけど』
日本と似た国があるのはハンター試験で初めて知ったけどね
ネ「さてと、では質問をしようかの…そんなに緊張せんでも大丈夫じゃよ。
…まず何故ハンターになりたいのかな?」
『えっと、ライセンスがあると色々と便利だと思ったからです』
恋人に誘われてって答えたら失格とか有り得そうだから無難に答えようかな…
ネ「なるほどのぅ…ではおぬし以外の受験生で注目しているのは誰かの?」
『うーん、403番、404番、405番の3人ですね…』
ネ「では最後の質問じゃ。今1番戦いたくないのは?」
『戦いたくない…あー、44番ですね。あの、気になってたのですが、ネテロ会長って念使えますよね?』
ネ「…そうじゃな」
『44番の念能力が嫌すぎるので、あと変態ですし』
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作者名:優 | 作成日時:2023年11月24日 17時