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担「このクジで決定するのは狩る者と狩られる者。

この中には今残っている諸君等の受験番号が入っていて、今からタワーを脱出した順番で1枚ずつ引いてもらおう」


『(80番は…たしか銃を持った女性か)』

気づかれないように見つけると標的の女性はギタラクル(イルミ)の背中をじっと見ていた。


『(もしかして、あの人の獲物はイルミ?)』


全員が引き終わったタイミングでまた担当官の口が開いた。

担「引き終わったね。
先程引いたカードは全てこの機械に記憶されているので、もうそのカードは各自処分してもらって結構。カードに示されている受験番号がそれぞれの獲物だ」


4次試験の内容はプレートにそれぞれ点数がつけられていて6点分集める事だった。

自分のナンバープレートは3点
獲物のナンバープレートも3点

それ以外のプレートは1点


「ご乗船の皆様、第3次試験お疲れ様でした!当船は2時間程の予定でゼビル島へ向かいます。

ここに残った26名の方々には、来年の試験会場無条件招待券が与えられます。たとえ今年受からなくても気を落とさずに来年また挑戦して下さいねっ!

『(…シーンとした空気の中クルーズスタッフの人、気まずそう)』

あー…それではこれからの2時間は自由時間になります!船の旅をお楽しみ下さいね〜!」



ルナ「お姉ちゃん。何番だった?私は362番」

『自分は80番だったよ。ルナ、探すの手伝おうか?』

ルナ「大丈夫!さっきカードを見た後すぐ近くに居たから。80番は見当たらなかったけど…」


キ「おーい、ルナ、Aゴンの獲物1番クジ運悪かったけど…どうだった?」

『悪くはないと思うけど…そこまで悪い相手なの?』
イルミとかかな?

キ「44番。ちなみにオレの獲物は2人じゃないから、199番って分かる?」

ルナ「うわっ…クジ運悪すぎない?ごめん。199番は知らない」

『…たしか3人組の人だった筈だよ。誰なのかは忘れたけど』
でもまだヒソカはゴンの事気に入ったぽいから殺す事は無いだろうけど…

キ「3人組か…ありがとな」



2時間後…


「それではタワー通過時間の早い方から順に下船していただいて、2分後に次の方がスタートする方式をとります!
滞在期間は丁度1週間。その間に6ポイントを集めてまたこの場所に戻って来て下さい!

それでは、1番の方スタート!!」


「25番の方スタート……

2分経過、26番の方スタート!」


『(とりあえずは歩き回ろうかな…その後電話しよう)』

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作者名: | 作成日時:2023年11月24日 17時

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