転生少女と暗殺者の許婚【H×H】 (ページ3)

今日:42 hit、昨日:3 hit、合計:8,539 hit

1 ページ3

そして現在…

いつものように依頼通りの仕事を終わらせてパソコンで始末が完了した事を依頼主に伝え終わると、イルミが後ろから抱きついて来た。

『あ、おかえりイルミ。今日キキョウさんに呼ばれてたけど…何かあった？』

イ「キルが母さんとミルキを刺してルナと一緒に家出して、調べると2人はハンター試験を受けるようなんだよね」

『…怪我は大丈夫なの？』
ミルキは怒ってそうだなぁ

イ「うん、感激してたよ。それで母さんから様子を見て来いって言われたから俺もハンター試験受けるけど、Aはどうする？」

『自分も受けようかな』
感激…キキョウさんらしいな〜

イ「わかった。そういえばヒソカも受けるって言ってたよ」

『そうなの？ルナとキルア、大丈夫かな…まぁ近づかないと思うけど』
変態だし

試験当日、部屋を出る前にイルミは顔に針を刺し始めた。

『ギタラクルの姿で行くんだね』
もう慣れたけど、相変わらず痛そう

イ「バレない様にって言われたからね」

そして、ゾルディック家の執事さんが運転する車で向かうと普通の定食屋に着いた。

店員「いらっしぇーい！……お2人さんご注文は？」

イ「…ステーキ定食。弱火でじっくり」

店員「…では、こちらへどうぞ〜！」

イルミがカタカタと音が鳴りながら答えると、
店員さんはびっくりしながらもエレベーターになっている個室に案内してくれた。

『ふふっギタラクルの姿。店員さんびっくりしてたね』

イ「そうなの？まぁいいや…はい、これ渡しておくよ」

『携帯？』

イ「もし離れてもこれならどんな環境でも連絡が取れるから持ってて」

『わかった！…あっそうだ、下に着いたら2人を探しに行っても良い？』

イ「………いいけど他の男とは一切会話しないで」

『さすがに一切は無理じゃない？でも出来る限り避けるから！』

チンと音が鳴ってエレベーターの扉が開くと自分達に目線が来たけれど、全員がイルミの針が刺された顔を見るなりすぐに逸らした。

その後に背の小さい人から番号札を渡されると、イルミ(ギタラクル)は301番で自分は302番だった。

別れて探し回るとルナっぽい姿を見つけたから声をかけようと歩き出そうとしたら、

横から声をかけられて姿を見失ってしまった。

ト「そこの美人さんちょっといいかい？
オレはトンパ。よろしく」

『…はい。よろしくお願いします』
さっそくイルミとの約束破っちゃったな

ト「君は新顔だね。そうだ！お近づきのしるしにジュースをどうぞ」