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試「別に問題ないでしょう？それにもし貴方が負けても取られる時間は20時間だけだから安心して」
レ「わかった」
「ジャンケン、ポン！！
あいこで…しょ！！」
ジャンケンの結果はチップ切れになってレオリオが負けてしまった。
レ「すまねぇ…バクチは自信あったんだがな…」
『まだ２勝１敗だから、次勝てば大丈夫だよ』
ク「しかし賭けに負けた50時間を支払わなくてはならないな」
キ「んじゃオレが行くよ」
ゴ「うん！頑張ってねキルア！」
レ「しまったァ〜！どうしてもオレで勝っておかなきゃダメだったんだ！ほんとすまん！！」
キ「…こいつすげームカつく！そりゃ暗算対決とか言われたらお手上げだけどさ」
『キルア落ち着いて』
ゴ「まぁまぁ」
レ「そうか、相手次第じゃまだチャンスが…」
相手の試練官がフードを外して顔を見せると、レオリオの顔から汗がダラダラと出てきた。
レ「キルア、オレ達の負けでいい。あいつとは戦うな！！」
『大丈夫？汗がすごいけど…』
ニュースを見ないせいで分からないけど、そんなに危険人物？
ゴ「知ってるの？」
レ「あ、あぁ大丈夫だ。Aさん達は知らないのか…あいつは……」
そう言って相手の試練官、解体屋のジョネスについて話し始めた。
レ「…だからあんな異常殺人鬼の相手をする事はねぇ。試験は今年だけじゃないからな」
『キルアなら大丈夫だよ』
レ「何で止めないんだよAさん。死ぬのがオチだ！…っておい！キルア！！」
ク「彼に任せよう。大丈夫なのだな？」
『うん。無傷で終わると思うよ』
普通の殺人鬼とプロじゃ全然違うから
キ「勝負の方法は？」
ｼﾞｮ「勝負？勘違いするな。これから行われるのは一方的な惨殺さ…お前はただ泣き叫んでいればいい」
キ「うん。じゃあ死んだ方が負けでいいね」
ｼﾞｮ「あぁいいだろう。お前が…」
スタスタと歩きながらキルアは指を素早く変形させてすれ違いざまに心臓を盗み取った。
ｼﾞｮ「ﾊｧ、そ、それ…返しｯ……」
ﾊﾞﾀﾝ……！！
倒れたジョネスにキルアは心臓をその手に乗せて戻ってきた。
キ「さてと、これで３勝１敗」
レ「あいつ…一体何者だ？？」
ク「それにあれは…」
ゴ「あっそっか、2人は知らないんだっけ。キルアってさ暗殺一家のエリートなんだって」
レ「はァ…！？なっ…その…お疲れ様で〜す！」
キ「何だよ急に…」
音を立て中央の戦う場所の左側に道が出てくると、スピーカーから声が聞こえてきた。
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作者名：優 | 作成日時：2023年11月24日 17時
