転生少女と暗殺者の許婚【H×H】 (ページ15)

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ゴ「うん！相手の人も「オレの負け」って言いかけてたしさ、キルアもレオリオも起きるまで待とーよ！」

レ「ぐっ、Aさんにゴンまで…まぁ、少しだけなら良いけどよ」

キ「じゃあ待ってる間、じゃんけんでもしよーぜゴン！」

ゴ「うん！負けないよ！」

『(よし、自分は堅の特訓でもしようかな)』

７時間経過…

『(まだ起きない…まさか、寝たふりでもしてる？)』

キ「あのさ、もしかしてあいつ…もう死んでるんじゃないか？」

レ「死んでるだと？う〜〜ん、うす暗くてここからじゃよく分からねーな…

おい！生死の確認をさせてもらおうか！！目を覚ますどころか死んでるんじゃあ、試験が終了しちまうからな」

試「さっきも言ったでしょ？彼は気絶してるだけよ」

レ「あれから何時間経ってると思ってんだよ、お前の言葉だけじゃ信用出来ねーな」

試「…それじゃ、彼が生きてるか死んでるかで賭けましょうか？」

レ「一体何を賭けるってんだ？」

試「時間よ、賭けで勝負。チップが時間のね…モニターを見てちょうだい？」

見るとモニターは「５０５０」の数字の画面に切り替わった。

勝負の内容は…

使える時間は５０時間ずつでただし１０時間単位でしか使えない。どちらかのチップが０になるまで続けて、問題は交互に出題する事。

もし負けたらタワー脱出のリミットが５０時間短くなって逆に試練官が負けなら懲役が５０年長くなるという内容だった。

『(結構ハイリスク…)』

試「受けるなら彼の生死を確認させてあげるわよ？」

レ「イカれた女だぜ…」

ク「慎重に考えろ。もし負けたらいきなり残りが１１時間程に減るのだからな」

レ「元はと言えばお前がとどめを刺さないのが悪いんじゃねーか！」

ク「わかった。ならばもう何も言うまい」

ゴ「もーー、仲間割れはよそーよ」

レ「よし、勝負を受けるぜ！」

試「オーケー。最初はあたしの出題だから、どちらに何時間賭けるかは貴方が決めて良いわよ」

レ「……生きてる方に１０時間！」

ク「けっこう慎重だな」

『でもその方がメリットが大きいよ。もし外れたとしても、死んでいる事を確認したらクラピカの勝利が決まるから』

レ「その通りだぜ。オレはそういう事を考えて決めてんだよ、わかったかクラピカ！」

ク「私はそのくらいわかっている。考えて決めているとは驚いたよ」

レ「何だと！？」

『はーい落ち着いて、レオリオは勝負に集中！クラピカもそのくらいでやめよ？』

ク「…すまなかったな」