9 ページ11
ビ「皆様大変お待たせいたしました。目的地に到着です」
キ「A!早く戻って来いって言ったのにどこ行ってたんだよ」
『ごめんね、ちょっと知り合いと色々話して戻れなかった』
ほんとはすぐに寝たなんて言えない…
ルナ「キルア、お姉ちゃんを困らせたらダメでしょ?」
キ「はいはい、悪かったって」
ビ「ここはトリックタワーと呼ばれる塔のてっぺんです。ここが三次試験のスタート地点になります
試験内容ですが…生きて下まで降りて来る事。制限時間は72時間です
それではスタート!頑張って下さいね〜」
伝え終わり飛行船が離れていくと、すぐ自信満々な人が壁を降り始めた。
キ「お!見ろよ、すげ〜あのおっさん!」
ゴ「もうあんなに降りてる」
ルナ「ん?…あれって鳥?」
するとロッククライマーらしい人が怪鳥に襲われて何処かに連れて行かれてしまった。
『…ひとまずどこか下に降りられる場所がある筈だから探し回ろうか』
キ「そうだな」
ルナ「わかった!」
バラバラになってしばらく探して周りを見ると、
いつの間にかルナの姿は消えていて人数もだんだんと少なくなっていた。
『(イルミにヒソカもいない…早く探さないと)』
ゴ「Aー!…あれルナは?」
『あ、ゴン君に皆…ルナはもう下に行く道を見つけたみたいなんだよね。急がないと』
ゴ「さっきキルアとそこで隠し扉を見つけたんだ。こことここ、あとこっちにも3つ」
レ「5つの隠し扉か」
ク「おそらくこの内のいくつかは罠…」
レ「だろうな」
『うーん、罠はない気がするけどなぁ』
相手にメリットは無さそうだけど…
キ「じゃんけんをしよう。扉は1人に1つずつで」
ゴ「罠にかかっても恨みっこ無しだよ!」
レ「よし!運も実力のうちってな!」
じゃんけんでそれぞれ選んで扉の目の前に立った。
レ「決まったな。1・2の3で行こうぜ、
ここで一旦お別れだな。地上で会おうぜ」
ク「あぁ」
『そう言う事を言うとすぐ会う気がする…』
ゴ「会えると良いよね!」
「「1・2の3!!」」
バタン…!
音を立てずに地面に着地すると、ゴン、キルア、クラピカ、レオリオと目が合った。
ゴ・キ「アハハ…」
ク「短い別れだったな」
レ「ほんとだぜまったく…」
『ん?…タイマーがある』
するとスピーカーから声が聞こえてきた。
【そこは多数決の道、たった1人のわがままは決して通らない!互いの協力が絶対必要条件となる。
それでは諸君らの健闘を祈る!】
93人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:優 | 作成日時:2023年11月24日 17時