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その願いも虚しく、負けて3位という結果で終わった。
みんなテンションが上がりきらないままで、なんて声をかけたらいいかもわからず、気づいたら学校だった。
みんなが帰っていくなか、荷物を片付ける。
ボトルを黙々と洗っていく。
2人は電車の時間がギリギリみたいだから先に帰ってもらった。
こんなの人数が多くないからできることだよねぇ。
そう思いながら洗い終えて、片付けて帰ろうとするとまだ残っている人がいた。
もともとクールな彼。
だけど、今日はなんか違ってみえる。
なんか、凹んでいるような、悔しがっているような、そんな顔。
それを見て、思っちゃったんだ。
側にいたいって。
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作者名：なっつん | 作成日時：2018年6月2日 17時
