ミンユンギ、本気出します。【２】 (ページ42)

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ユンギが返事をしてから、なかなか離してくれない。

こっちとしては嬉しいけど、ずっと同じ体勢って案外きついのよ。

『ユンギ、ねぇ？
どうせならソファ行こうよ。ずっとこの体勢疲れる。』

YG「……おう。」

不思議と、彼の素っ気無い返事も今はすごく心地がいい。

ユンギの気持ちが、自分に向いてくれてるのだと思うとたまらなく嬉しくなるから。

YG「ここ、座って。」

と手のひらをポンポンしたのはユンギの膝の上。

え、こんなに甘えてくるんだ。もはや砂糖。

とりあえずユンギのところに行って、ユンギと同じ向きで膝の上に座った。

YG「違う、そうじゃない。」

『え？』

ぐりんと体の向きを変えられ、あっという間に向かい合って私が膝の上に跨っているような姿勢になる。

『ちょっと、ユンギ……？
これは流石に恥ずかしいって。』

YG「どこでもくっつける訳じゃないから。

だから今は。」

そうは言っても、お互いの体がかなり密着していて意識せざるを得ない。

それにユンギは私の腰を引き寄せてぎゅっと抱きしめたまま黙っている。

私も仕方なく首に両手を回した。

(作者より)

長い間更新していませんでしたが、作者は生きています(笑)

未だに読んでいてくれる方々がいることに驚きました。

これからも、よろしくお願い致します。