ミンユンギ、本気出します。【２】 (ページ39)

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番外編ページ39

※設定は本編と同じですが、内容は繋がってません
ユンギさんセンイルおめでとう！！

……… 。

それにしても、こんなにお砂糖見せちゃうの？

ユンギがアプリで配信をするって聞いたから、大人しく自分の作業室で見てたんだけど。

コメントを読んであげるユンギ、ケーキを見せるユンギ、ピントがぼやけてブレブレのユンギ……

『ああっ……、可愛いよおっ……』

可愛い、もう可愛い過ぎるよユンギ…

彼の可愛さにニヤけずにはいられなかった。

2人でいるとき可愛いと言うと睨まれるけど許して欲しい。

こんなにもユンギのことで頭がいっぱいになるなんて思ってもなかった。

それに最近は忙しく2人の時間をしっかり取れていないということもあってとてつもなく寂しい。

いいな、ジョングク……

私もユンギと話したいよ。なんならユンギ可愛いとか言って呆れられたいよ。

どうにもならないのでシュンとしつつ、スマホの電源を切ってパソコンを付けた。

動画サイトにずらっと並んだユンギの曲達。
もうこうなったら彼の曲を存分に聴いて気を紛らわせようじゃないか。

『……ん、……？』

目がシパシパするような感覚に、ああ私寝てしまったんだと気づいた。

ふとパソコンの画面が目に入ると、プレイリストの再生が止まっていた。

あれ。流しっぱなしにしてたんじゃないっけ？

まあいいか、と思ったその瞬間。

背後からふわっと香った爽やかな匂いにドキッとした。

YG 「……A。いい加減気付けよ(笑)」

『……………えっ？！』

なんとそこには、私の愛しの愛しのユンギがいた。